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よしだ・としえ 昭和57年保育園を退職、室蘭市家庭保育員となる。同60年託児所「ちびっこクラブ」を開設。自宅隣接の遊び場を自由開放する。平成3年大沢小にて絵本読み聞かせボランティア開始、現在も続く。同9年育児サークル「ちびっこクラブ」発足。同13年輪西中核商業施設内に子育て施設「ワニワニクラブ」開設。ボランティアによる「ワニワニクラブの仲間達の会」を立ち上げ、同15年NPO法人化。室蘭市社会教育委員。樺太出身。64歳。 |
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絆が深まった12年間 |
(2013年4月24日付朝刊より) |
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今日は2012年度(平成24年度)最後のボランティア会議。二十数人がクラブの終了時間に合わせて集まってくれるのです。この会議は毎月1回。そして理事会、総会を合わせ、どれだけの話し合いの場を経てワニワニクラブを運営してきたか―と思うと、感謝の思いで皆さんを見つめてしまいます。
ワニワニクラブのボランティアは、人脈によるものと転勤族の加入がほとんどです。開設以前からのメンバーが昨年、室蘭市社会福祉協議会の10年表彰を受けました。その輪から広がって多い時は40人が登録している時もありました。今は介護で休んだり、転勤されたりで、実際の活動は30人くらいです。
活動に賛同しますと書類を交わし、毎年、賛助会費を納めながらの責任を持った人たちの集団です。クラブからは交通費を出しているのみで、代表者としては心苦しいのですが、この制度があって運営が成り立ってきたことは事実です。自分の都合で休む際には事前に報告しますとか、約束事もあります。
一人暮らしの方も、ボランティアの仲間たちと昼食を共にしてプラス思考になって帰宅できると言います。家族に近いつながりが出来上がった12年間です。
最近はワニワニ会員のOBも手伝いに来てくれるようになり、力強い助けです。子どもがまだ小さいため、会議に出席する時間の余裕は無いようですが、会員だった体験が私たちと同じ思いで動いてくれ、現会員さんと私たちの中間の世代なので、小学校や幼稚園の話題で“いい感じ”になります。組織としては理想に近づいてきたのですが、利用会員減のこのごろを心配してくれて「チラシでも配布します」と応援団になってくれそうです。
そして今年もまた、ボランティアの転勤が決まり、2人の若い方が去ります。楽しくいい勉強をしたという言葉を残してくれて、新天地へ見送りました。
昼食時のお弁当を分け合った時は料理の学習をし、家族の話題はほとんどが親の介護を体験したメンバーなのでアドバイザーになり、親子の支援の一方で生きていくための参考になる話題は尽きない集まりです。
これからの会員さんは0〜2歳が多くなるでしょう。せっかく出来上がったボランティア組織。全員が加わった異世代交流の場としてスタートするのが最善の道かと考えています。
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