■ 室蘭・大川原脳神経外科病院が旧東SC跡地に移転新築
【2013年4月17日(水)朝刊】

大川原脳神経外科病院の完成予想図。来年秋にも着工する計画だ
 大川原脳神経外科病院(室蘭市寿町、松本行弘院長)を運営する医療法人社団「医修会」(大川原淳理事長)は16日までに、同市寿町の旧東サービスセンター(SC)跡地に、新病院を建設する考えを明らかにした。脳神経外科をメーンとした基幹病院として機能を強化する。すでに移転新築計画を策定しており、来年秋にも着工する予定だ。

 現病院は1972年(昭和47年)に完成。その後は増改築を進めたが、築40年以上が経過。老朽化と手狭さの解消などが急務となっていた。医修会は2009年(平成21年)、新病院建設を見据えて、室蘭市から旧東SC跡地(約4500平方メートル)を購入していた。

 旧東SC跡地は、現在は職員駐車場として利用しているが、「地域医療の充実と病院の躍進のため、新ステージを迎える必要がある」(大川原理事長)として新病院建設を決めた。早ければ来年秋に着工する計画だ。

 新病院は鉄筋コンクリート造り4階建て延べ約7940平方メートル。現病院(延べ約5137平方メートル)より約1・6倍の規模。屋上庭園を設けてリハビリなどに活用する。天窓も設置し、病院内に自然光を取り入れる造りとした。

 1階には待合ホールと診察室、処置室、救急センターを設けるほか、「患者、職員双方の利便性を高める」(大川原理事長)ため、コンピューター断層撮影(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)、脳血管撮影など各検査機能を集約する。

 2階は手術室や集中治療室(ICU)、医局などを設置。3、4階は入院病棟。2〜4の各階にリハビリテーション室を設ける。

 病床数は現病院から15程度減となる135床前後の見通し。現病院と比較すると、延べ床面積が広くなる一方で、病床数は西胆振の人口形態に合わせて減少させる。このため、一病床当たりが広くなり、患者のアメニティー向上も図る。

 大川原理事長は「原点に回帰して、新病院では脳神経外科の機能を強化する。西胆振の地域医療に貢献し、住民をサポートしたい」と話している。
(松岡秀宜)

【写真=大川原脳神経外科病院の完成予想図。来年秋にも着工する計画だ




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