登別温泉の夜を彩るイベント「地獄の谷の鬼花火」(登別市、登別観光協会主催)が10日夜、今年の開催を終えた。実施期間中の入り込みは昨年に比べ8240人増の3万7680人となり、過去2番目に多い数字となった。期間中は比較的天候に恵まれたことと「イベントが認知された」(同協会)のが見物客増加につながったようだ。
同協会のまとめによると、今年は6月1日から8月10日までの毎週木、金曜に実施した。開催日数は20日間。中止となったのは7月12日の1回で、昨年より1回少ない。2千人以上の入り込みとなったのは7回(前年比5回増)。1回当たりの入り込み数は1884人を数え、昨年に比べ482人増えた。
過去最も入り込みが多かったのは平成20年の3万8810人。今年はそれに次ぐ入り込みとなり、「多くの人にイベントを楽しんでもらえた」(同協会)。昨年は東日本大震災などの影響で最も少ない2万9440人だった。
鬼花火は、市と観光協会が誘客促進を目的に平成18年にスタート。地獄谷の守り神・湯鬼神(ゆきじん)が手筒花火から豪快に火を放って幻想的な光景を演出し、道内外からの観光客を魅了。年々全国的に知名度を高めている。
同協会は「昨年の東日本大震災の自粛ムードは収まった。認知度が高まっており、これからもあらゆる企画でお客さんをもてなしていきたい」と気持ちを新たにしている。
(粟田純樹)
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