胆振総合振興局は、平成23年度の管内観光入り込み客数と訪日外国人宿泊客数を発表した。入り込み客数は1345万7600人で前年度比9・3%(138万2800人)減。東日本大震災やガソリン価格の高騰、繁忙期の天候不順などが要因で、4年連続の減少。訪日外国人宿泊者(延べ)数は同33・2%減と、過去最大の減少幅だった。
観光入り込み客数の上期は前年度同期比12・1%(112万1600人)減。特に外国人を含む道外観光客の大幅減(同比26・8%減)が顕著だった。下期は同比4・7%(26万1200人)減。減少幅は緩和した。
市町別にみると、海の駅ぷらっと港市場が調査対象となった苫小牧市(前年度比6・8%増)、道の駅とようらなどの利用者が増えた豊浦町(同6・6%増)、前年度の口蹄疫で自粛したイベントが開かれた安平町(同2・7%増)と厚真町(同8・7%増)は増加した。
ガソリン価格高騰や天候不順が影響した室蘭市(同13・7%減)、震災の風評被害の影響などを受けた登別市(同12・5%減)、伊達市(同10・1%減)、洞爺湖町(同17・9%減)、壮瞥町(同18・4%減)、白老町(同2・3%減)などは減少した。
観光客の内訳は道外客が389万3600人(同19・0%減)、道内客が956万4千人(同4・7%減)。日帰り客は1111万1200人(同9・4%減)、宿泊客は234万6400人(同8・8%減)。
訪日外国人宿泊者数が大幅に減った要因は「東日本大震災や原発事故の影響に中国・韓国発着航空路線の運休、7月以降の記録的な円高」(食と観光推進室)を挙げる。
国・地域別は中国が同32・6%減、韓国が同57・9%減、香港が同33・3%減、シンガポールが同51・5%減など。
(松岡秀宜)
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