■ 白老アイヌ民族博物館で来月4日「八雷音楽祭」
【2011年11月23日(水)朝刊】


 白老・アイヌ民族博物館の伝統的家屋「チセ」を会場に、世界の民族楽器による演奏活動を国内外で繰り広げる奈良裕之さんら5組の演奏とアイヌ古式舞踊のイベント「八雷音楽祭」が、12月4日午後1時から開かれる。同博物館は「地域交流イベント」と位置づけ、「親しみやすい施設づくりのきっかけに」と考えている。

 主催は苫小牧で「地球交響曲第7番」を上映した「ピリカ・レラガイア苫小牧」(黄木悠一代表)。ポロト湖のほとりに立つチセで表現活動ができないかと同博物館に相談があり、同博物館としても「地域の人たちが利用することによって交流が深まれば」と快諾した。

 出演するのは奈良さんほか、ボーカルとアフリカ太鼓の「サヨコとナラ」、アメリカ先住民族のフルートや太鼓、クラシックダンスの「ブルーレイバンwith中居栄幸」、アフリカのパーカッション、ダンス、歌のグループ「トヤトヤ」、ギター、ドラム、歌の3人グループ「根繋ぎ」。それに同博物館職員によるアイヌ古式舞踊が披露される。

 木彫作家の堀敏一さん、画家の山口剛史さんによる作品展も同時開催。黄木代表は「異質な不調和なものが調和していくと、光輝く幸せな世界があるのではないか」とイベントの意図を解説する。

 午後5時半終了後、同7時から「アフターパーティー」が白老町本町のしらおい創造空間・蔵で開かれ、こちらも演奏が繰り広げられる。参加料は千円。

 音楽祭のチケットは前売り、当日とも2千円だが、前売りは入館料、駐車料金が無料。前売り券は同博物館、カット&エステティックトリムタブ(苫小牧市木場町)、Bar「old」(同新中野町)で扱っている。問い合わせは同博物館、電話0144−82局3914番。
(富士雄志)




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