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【2010年2月17日(水)朝刊】より



   ■ e-tax利用を…室蘭税務署でも確定申告受け付け始まる

 平成21年分の所得税の確定申告受け付けが16日、全国の税務署などで一斉に始まった。室蘭税務署でも午前中から自営業者や年金受給者らが訪れ、申告手続きを済ませた。

 国税庁が利用促進に力を入れる、インターネットを利用した電子申告・納税システム「e―tax」の普及に向けて、登別市青色申告会の遠藤雅敏会長が、自宅のパソコンから電子申告を済ませた。

 e―taxを利用して3回目の遠藤会長。自宅のパソコンを画面の指示通りに操作し、約5分で申告手続きを終え「自宅ですべて手続きできるのが便利ですね」と話していた。

 所得税、贈与税の申告、納税は3月15日まで。個人事業者の消費税、地方消費税の申告、納税は3月31日まで。室蘭税務署は「期限内に正しく申告してほしい」と呼び掛けている。
(野村英史)





   ■ 室蘭・本輪西小児童が地域の名人と百人一首楽しむ

 室蘭市本輪西小学校(能代谷功校長)の4年生が16日、総合的な学習の時間で、地域の百人一首名人を招いて日本伝統の遊びを一緒に楽しんだ。

 28人が参加。地元の本輪西、香川町会の4人が来校した。子供たちは木札とにらめっこして真剣そのもの。読み上げる声に反応して札に手を伸ばした。見事、札を取ると「よっしゃー」と声を上げて大喜び。そんな子供たちだが、手加減なしの名人たちに「さすがに速いなぁ」と感嘆の声をもらしていた。

 綿谷颯太君は「名人から2枚取れてうれしい。どちらが先か、やり取りがとても面白い」と笑顔。読み上げ役を務めた香川町会の高橋明弘さん(79)は「小さいころから百人一首に触れることは良いこと」と話していた。

 同学年は昨年も総合学習で詩吟と百人一首を体験し、遊び方などを学んでいる。地域住民を招いた交流会は2回目。
(野村英史)





   ■ 登大谷高スノボ部が道予選で8人入賞、全国切符獲得

 冬季五輪出場の国母和宏選手を生んだ、登別大谷高校スノーボード部(宮武和弘監督)が、第28回全日本スノーボード選手権北海道地区予選(11〜14日、アルファリゾートトマム)で、優勝を含め計8人が上位入賞を果たし、全国大会への出場権を得た。SX(スノーボードクロス)一般男子では3選手が1〜3位を独占するなど、道内スノーボード界をけん引する活躍を見せた。

 大会期は期間中の気温が最大氷点下25度まで下がる厳しい寒さの中で行われた。時折前が見えなくなる雪に覆われたが、ゲレンデコンディションは上々。

 今季は滑り込みの回数を増やし、練習の基本となる長い距離の走り込みも徹底。ニセコひらふスキー場を合宿のメーン会場に置いて、脚力アップを図ってきた。

 このうちSX一般男子優勝の桃野慎也選手は、全日本スキー連盟のジュニア合宿にも選ばれている逸材。2人が速さを競う、DU(デュアルスラローム)との2冠を達成し「全国でも優勝を目指して頑張る」と心強い。また、ジュニアクラス(18歳以下)では上位をほぼ登大谷勢が占めており「ジュニアでは確実に勝てるようになった。一般でも上位に入る力がある」と宮武監督は目を細める。

 8選手はいずれも、3月3〜6日に、車山高原スキー場(長野県)で行われる全日本選手権大会への出場権を得た。宮武監督は「選手のレベルは非常に高く、全国でも優勝、上位に入ることは間違いない」と講評。より高い技術の習得とメンタル面の強化に努める考えだ。
(石川昌希)

 地区予選での結果は次の通り。(敬称略)

▽SXJr男子 (1)辺見史茂(2)両瀬敦(4)笠原賢(5)宮田将兵
▽同一般男子  (1)桃野慎也(2)渡辺大介(3)徳留功也
▽GS(ジャイアントスラローム)Jr男子 (1)笠原(2)両瀬(3)宮田
▽同一般男子  (4)桃野(6)渡辺(7)八代至門
▽DUJr男子 (1)宮田(2)笠原(3)両瀬
▽同一般男子  (1)桃野(2)渡辺(4)八代





   ■ 登別のテーマパークが中国圏の旧正月休みで“特需”

 中国圏で旧暦の正月を祝う「春節」に入り、登別市内のテーマパークは連休を利用して来道した台湾や中国からの観光客でにぎわっている。

 旧暦では今年は2月13日が大みそかで、中国圏では21日まで9日間の旧正月休みとなっている。中国圏からは多くのチャーター便が飛んで本道にも大勢の観光客が訪れている。

 登別マリンパークニクスには、16日午前中に20台を超える大型観光バスがズラリと並んだ。この日は25団体約900人の海外団体客が入場。台湾が14団体で最も多く、法人のインセンティブ旅行が大半を占めた。中国が6団体、香港が4団体、韓国が1団体と続いた。

 チャーター便の座席数の減少で台湾が3割ほど減少しているが、中国、香港の伸びでカバーしている。旧正月9日間の入り込みは、経済不況と円高で減少した昨年を2千人上回る、5千人を見込んでいる。

 登別伊達時代村にも続々と大型バスが入り、海外客だけで43団体が入村。日本の江戸時代へのタイムスリップを楽しんだ。団体用の食堂は昼時には大混雑で、和服姿のスタッフが対応に追われていた。
(高橋紀匠)





   ■ 広がる花鳥風月の世界―伊達で水墨画愛好会が作品展

 伊達市の水墨画愛好会(水越峯月代表)の会員作品展が、伊達市網代町の伊達商工会議所フロアで開かれている。

 同会は平成2年に発足。現在は会員10人が水越代表の自宅に集まり、墨一色で表現する絵画の技法を磨いている。作品展は伊達駅前郵便局や伊達信用金庫長和出張所などで開催しているが、伊達商議所での展示は初めて。

 会員それぞれが丹精した20点を並べ、画仙紙や色紙に花鳥風月の世界を表現。「自信作を多く展示したので、鑑賞に足を運んでください」と呼び掛けている。3月末まで。
(伊藤教雄)





   ■ 伊達の建設業者がボランティアで商店街の雪山を一掃

 伊達市の建設業・永井組(永井武憲社長)がこのほど、南大通り商店会(洞口雅章会長)の会員らと協力し、同通り沿いに積み上げられた雪山を取り除いた。

 今冬の大雪と厳しい寒さで、元町の同通りでは道路除雪後の雪山が解けず、凍った状態になっている。手作業で崩すことは難しく、会員でもある同社がボランティアで重機とダンプカー、従業員、交通整理の誘導員を繰り出し、撤去、排雪作業に協力した。

 同商店会は20日夜、歩道をアイスキャンドルで彩る「キャンドルの小径(こみち)」を行うことにしており、これを前に沿道空間がすっきり。会員らは「永井組の全面協力のおかげです」と感謝している。
(伊藤教雄)





   ■ 白老の高橋さんがアサヒ全北海道写真展で最高賞受賞

 第61回アサヒ全北海道写真展(全日本写真連盟北海道本部など主催)の審査がこのほど行われ、白老町虎杖浜109の会社員、高橋玲(あきら)さん(51)が最高賞の朝日大賞を射止めた。「ただただびっくり」と驚きを隠さない。

 受賞作は、四つ切りサイズのカラー「夏の漁村」。昨年8月、写真撮影のために道東を車で走っていたところ、厚岸湖近くの海岸沿いでコンブ干しをしている光景が視界に入り、車を止めて小高いところから25年来の愛機「ペンタックス・スーパーA」のシャッターを切った。

 過去の入選は11回、初入賞はいきなりの最高賞になった。4月13〜18日、入賞、入選作が札幌市教育文化会館に展示される。

 全日本写真連盟室蘭支部会員、道美協写真部会員、室蘭写真研究会会員。写真歴は27年。平成10年、NHK室蘭放送局プラザμで「地球岬」をテーマに個展を開催した。今年の室蘭ルネッサンスカレンダーではイタンキのハマナス、地球岬展望台、祝津のテニスコートを収めた3点が採用された。

 「道内の海岸線は何度となく周回している」と言うほど、海岸の風景を撮り続けている。「この賞を励みにさらに撮影に励みたい」と創作意欲を新たにしている。

 今回の公募展では、高橋さん所属の全日本写真連盟室蘭支部(池内宏好支部長)が、複数会員の入賞、入選を点数化し合計点を争う「支部対抗表彰」で優勝を飾った。
(富士雄志)






【2010年2月17日(水)夕刊】より


   ■ 室蘭カレーラーメンの即席袋めん、来月販売へアピール

 日清食品が3月8日に販売する室蘭カレーラーメンの即席袋めんのPR活動として、室蘭カレーラーメンの会(小柳富資会長)は16日、市をはじめ市内一円で室蘭名物を広くアピールした。

 同社から販売されるのは「日清北海道のラーメン屋さん」シリーズ「室蘭カレーラーメン」。一昨年夏に販売した際のリニューアル版で、とろみやスパイス感を強調している。

 室蘭市役所では、新宮正志市長らにプロが作った一杯を提供した。はしをつけ、新製品を味わった新宮市長は「前回の品よりもとても食べやすい。自信を持ってお土産に出せる」と太鼓判を押した。

 一昨年の販売後、関係者や市民から再販を望む声が多数寄せられた。同社と半年近く研究を重ねた結果、納得のいく逸品が出来上がった。

 同社マーケティング部第5グループの石丸克也主任は「とろみとスパイス感を強調した。市民が誇る味を表現しなければならず、会と結束してつくり上げたのは大きい」と確かな手応えをアピールする。

 小柳会長は「前回よりも大人の味。できるだけ本物と同じように再現した」と自信をのぞかせた。

 このほか、市内の商業施設などで試食会を催した。逸品を食した市民たちは「めんがもちもちしておいしい」「スープがうまいね」などと舌鼓を打っていた。
(石川昌希)



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