全道各地で約500人が学ぶ私立通信制高校大手の池上学院高等学校(本部札幌、池上公介理事長)が10月1日、室蘭市東町2・27・4に室蘭キャンパス「学習サポートセンター」を開設する。常駐教諭が生徒のリポート学習を直接指導するなど札幌本校と同じ授業を行う。胆振地区の不登校、中途退学者の受け皿として注目される。
同校は平成16年4月に開校。不登校や高校中退、学力不振の生徒や社会人を積極的に受け入れ、自宅・リポート学習を中心とした授業を行っている。ただし、札幌での年20日間程度のスクーリングが必要なため、地方の生徒には交通費、宿泊費などの経済的負担が大きかった。
このため、昨年7月に函館、10月に帯広、今年8月には北見にキャンパスを開設。室蘭は釧路と同時に10月にオープンすることになった。現在、胆振管内在住の生徒は二十数人で、うち半数が西胆振という。
室蘭キャンパスはJR東室蘭駅東口の東室蘭郵便局隣の賃貸ビル1階(床面積約100平方メートル)に開設する。常駐教諭を2、3人配置。週2回の通学と、夏、冬の集中スクーリングを受けて、高校卒業資格が得られ、大学進学も可能になる。
入学、転・編入は随時受け付けている。入学試験は筆記試験がなく、書類審査と面接のみ。他校で修得した単位、修学期間などはそのまま加算される。
増廣健太・事務局入試広報主任は「室蘭地方の不登校や引きこもりで悩む人、高校を中退して行き場のない人たちの力になりたい。通信制は自分のペースで焦らずに学習を進めることができます。気軽に相談を」と呼び掛けている。
10月10日午後1時から室蘭キャンパスで学校説明会が開かれる。参加無料で、事前申し込みが必要。申し込み・問い合わせは開設準備室、フリーダイヤル0120・195・315番へ。
(山田晃司)
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