室蘭南部陣屋史跡の会(大場博海会長)主催の慰霊祭が22日、室蘭市陣屋町の南部陣屋墓前で開かれ、住民らが客死した南部藩士の霊を供養した。
南部陣屋史跡は、江戸幕府の命令を受けた南部藩が噴火湾内沿岸の防衛のため構築した陣地。総勢350人の南部藩兵が1856年から1869年8月まで、13年間にわたり駐留していた。
慰霊祭には、町会役員、史跡の会会員、南部藩関係者ら25人が参加。僧侶による読経が続く中、参列者が北の防人(さきもり)として派遣されたものの、病気などのため帰国できなかった武士たちに思いをはせ焼香し、地域の歴史をあらためてかみ締めていた。
(佐藤重理)
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