登別市若草町の誠有館有櫛道場(有櫛勲館長)に通う堤誌保さん(15)=登別大谷高校1年=が、JOCジュニアオリンピックカップ・第13回全日本ジュニア柔道体重別選手権大会北海道予選会(道柔道連盟主催)の「女子44キロ級」で見事優勝、全国大会出場を決めた。出場3回目で得た栄冠に「目指すは全国制覇」と闘志を燃やす。
日本代表や強化選手への登竜門とされる全道大会には、中学1年から19歳までの男女約200人が出場。今年設けられた「44キロ級」には3人がトーナメント戦で頂点を争った。
堤さんは1回戦シード。決勝では、上背のある大学選手から開始1分過ぎに、背負い投げで「技あり」を奪うと、そのまま押さえ込み合わせ技の一本勝ちを収め、“初代女王”に輝いた。今年の高校総体(インターハイ)道予選では3位入賞を果たすが、全国切符を得られず悔しい思いを今大会にぶつけた。
堤さんが柔道を始めたのは小学5年生の時。鷲別中3年の時には、北海道中学校柔道大会で頂点に立つなど、同館の女子道場生の中で、将来を期待される逸材だ。高校入学と同時に、道内の強豪・有櫛道場で寮生活を送る。
強豪ひしめく大舞台に向け、現在は道場で心身の鍛錬を積む毎日を送る。身長は148センチと小柄なため、体格と力で上回る男子道場生を相手に、得意技の背負い投げや足技を磨いている。
乱取りで振り回されても相手に食らいつく。同館の有櫛志保コーチは「負けず嫌いさなどいいメンタルを持っている」と評価。堤さんは「試合に勝ちたい一心で取り組んでいます。全国大会で結果を残してアピールしたい」と意気込む。
第13回全日本ジュニア体重別選手権(全日本柔道連盟主催)は、9月18、19の両日、埼玉県立武道館で開かれる。
(粟田純樹)
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