■ 室蘭の中学校で認知症サポーター養成講座、理解深める
【2010年3月20日(土)朝刊】

認知症についてグループで協議する港北中生徒
 室蘭市主催の認知症サポーター養成講座が19日、室蘭市港北中学校(斉藤淳一校長)で開かれ、同校1年生100人が認知症について学んだ。

 講座では認知症に対する認識高め、接し方を学んでもらうのが目的。最初に市介護福祉課の職員らが「高齢化率は29・3%、認知症の市民は約2千人です」と室蘭市の高齢者の状況について説明。

 この後、生徒たちはグループに分かれ認知症のおじいさんが「朝食はまだか」と言い出した場合の対処について協議。生徒たちは約30分議論を重ね、3クラスの代表が「全員でもう一度ごはんを食べる」「昼ご飯を朝ご飯と言い換え正午に食べる」「おにぎりを持たせ家族で散歩に出掛ける」との内容を寸劇で演じた。

 生徒の熱演に会場は笑いに包まれる場面もあった。それでも、認知症の高齢者に接する場合は「怒るのではなく優しくしないと」と理解を深めている様子だった。
(佐藤重伸)

【写真=認知症についてグループで協議する港北中生徒




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