平成21年度西胆振保健医療福祉圏域連携推進会議が17日夜、室蘭市内で開かれ、下部組織の脳卒中専門部会が西胆振脳卒中患者動向調査の中間報告を行った。70歳以下の再発例もあり、再発予防の重要性が浮き彫りになった。
室蘭保健所によると、同調査は管内を対象に初めて取り組んだ「貴重な調査」という。中間報告は、今後2年間追跡調査を行う。医療や行政機関などから約30人が出席した。
調査期間は平成21年4月から6カ月間。市立室蘭総合病院、伊達赤十字病院、大川原脳神経外科が協力した。患者は388人。調査事項は入院経路や家族背景など16項目。
期間中に脳卒中となった388人のうち、84人、21・6%が再発だった。年齢は70代の127人が最多。家族形態は独居と夫婦のみが6割を占めた。
入院日数は平均35・3日。転帰先は自宅が6割、治療継続で転院が14%、死亡が15%など。会議では「脳卒中予防啓発はメタボ対策に偏っており、より充実が必要」との意見があった。
議事に先立って行われた役員改選では、会長に稲川昭・室蘭市医師会長が選任された。
(鞠子理人)
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