室蘭市消防本部(佐藤武雄消防長)、室蘭市消防署(小川光雄署長)は10日、室蘭市東町のJR東室蘭駅構内で多数傷病者発生対応訓練を実施し、官民一体で救助・救急の活動方法を磨いた。
トリアージ(患者の治療、搬送の優先度判断)を確認する目的で、JR北海道が協力。約60人が参加した。JR室蘭線の踏切内で停車中の乗用車に列車(2両編成)が衝突、乗客ら16人が重軽傷を負った―との想定で、消防車両約10台が出動した。
駆け付けた救急隊員らは、出血の特殊メークを施した乗客に声を掛けJPTEC(病院前の外傷処置)を施し、担架に乗せるなどし列車の外に運び出した。その間レスキュー隊が事故車両内の人(ダミー)を迅速に救出。応急救護所では傷病者の手当を行う一方、報道陣の対応も行った。
小川署長は「役割分担はうまくいったが、現場での連絡態勢を徹底しなければいけない」と話していた。
(粟田純樹)
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