室蘭信用金庫(鈴木孝理事長)が今年1月から発売している懸賞品付き定期預金「食卓超グルメ定期」の売り上げが堅調に推移している。発売終了の3月下旬まで1カ月を切り、取扱総額50億円のうち、すでに7割が売れた。
同定期は、10万円を一口に抽選の権利が付いており、室蘭鮭(さけ)ハンバーグや白老・虎杖浜の干物大漁セットなど、地元の特産品が3回の抽選で計900本当たる内容。地元での消費を刺激したい―と年初の1月4日から発売を始めたところ、幅広い世代から支持を得ている。
同信金は平成20年11月末から、冬のボーナス支給時期に合わせて同種の商品を発売し、発売期間の終了前に完売した。今回はボーナス時期から約1カ月遅い年初からの発売にもかかわらず、「売り上げのペースは前回の商品と比べて早い」(同信金)と話している。
他の金融機関が、同種の商品や金利上乗せタイプの商品を売り出す中、堅調な理由について「金融機関の安全性を見ていただいた結果。さらに地域貢献型の商品が支持されている」(同信金)と分析する。健全経営の目安となる、自己資本比率は20・57%(昨年9月末現在)と高い健全性を維持しているのが評価されたよう。また一口10万円の手ごろな預金額で、従来は定期性商品に関心が低かった若い層の取り込みに成功した。
同信金では3月中旬にも完売すると期待を込めている。
(野村英史)
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