官民協働で洞爺湖有珠山ジオパーク(地質遺産)づくりを進める「洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会」の設立総会が26日、壮瞥町地域交流センター山美湖で開かれ、山中漠壮瞥町長を会長に選任したほか、五つの委員会設置などを決めた。
同協議会は、昨年の世界登録を機に胆振西部4市町が主体だった「洞爺湖周辺地域エコミュージアム推進協議会」を移行させた新組織。地元の観光協会や住民ボランティアなどを加え、行政と民間の23団体で構成する。
総会には関係機関や団体、個人ら約50人が出席。山中町長が「観光事業者、住民ボランティアの皆さんとともに洞爺湖有珠山ジオパークの推進を図っていきたい」とあいさつした。
目的別に「教育・普及」「観光」「住民」「ガイド」「行政」の各委員会を設置し事業の企画、検討を行う。平成22年度事業計画案には、ジオツアーの開催、DVD作成(2カ国語)、ガイド養成講座ほかを盛り、予算は690万円を見込む。6月の総会で決定する。
観光委員会の委員長に指名された若狭洋市洞爺湖温泉観光協会長は「分かりやすく面白いイメージをつくっていきたい」と抱負。住民委員会の小西重勝豊浦町郷土研究会長は「カムイチャシ公園や小幌洞窟(どうくつ)など地元の文化遺産をアピールしたい」と地域振興の絶好機として意気込んでいた。
(菅原啓)
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