室蘭、登別両市の登山愛好家でつくる「蘭登会」の会長を務める板谷浩さん(71)=室蘭市絵鞆町=が23日、室蘭岳登山3千回を10年2カ月かけて達成した。これを記念し27日、登山仲間とともに頂上を目指し節目を祝う。「毎日楽しく登れるのは山のおかげ」と足跡を振り返る。
平成11年8月に定年退職。同12年元日から登り始め、回数を重ねていった。同15年3月に1千回、同18年5月に2千回。年間300回以上登り続け、3年ほどの周期で1千回ずつ更新してきた。
室蘭岳の魅力の一つは季節を問わず登れること。わずかな天候の変化で異なる様相を見せる山林や美しく咲き誇る花、頂上から見渡せる工場群と青い海、空―。四季折々の姿に心を打たれた。「実際に行かないと分からない姿がある。だからこそ毎日行きたくなる」と笑顔を見せる。
登山には体力づくりも必須。下山後には筋力トレーニングも欠かさない。「健康である限り、続けていきたいね」。4千回達成の期待も自然と高まる。27日には仲間との記念登山も実施して、頂上で節目を共に祝う。「やっぱり山は楽しいよ。素晴らしいよ」。日焼けした顔がほころんだ。
(石川昌希)
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