半世紀ぶりの復活が大反響となった白老の幻の銘菓「雁月(がんづき)」と「泡雪(あわゆき)」が、10月末から本格販売される見通しとなった。白老商業振興会(久保田修一理事長)が開店する予定の「アンテナショップ」(大町)で取り扱う。
昭和35年まで白老駅前店舗で製造され、町民や観光客に親しまれてきたこの銘菓が、8月初旬に限定販売されると、用意した140個が15分で売り切れる人気に。その後も「復活」を仕掛けた同振興会などに往年の味を知るファンから問い合わせが相次いだ。
この26日に同振興会のアンテナショップとして開店予定の旧薬店跡店舗で「買えなかった人のために」と「雁月」「泡雪」の詰め合わせ100セットを販売した。
買い求めた町内東町の男性(78)は平成5年に奈良県から移住。「昭和32年の鉄道地図にこの銘菓が記されているのを知って以来、ずっと気になっていました」と恋い焦がれた銘菓を手にして満足げだった。
同振興会によると、アンテナショップでは地元の名産品や生鮮品も扱うという。「第二、第三の白老銘菓を開発中」といい、「幻の銘菓」を弾みにしたい考えだ。
(富士雄志)
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