 浪越石材(伊達市弄月町、浪越準一社長)が製造・販売する人気商品、石臼コーヒーミルの新タイプを工業デザインのノールドデザイン(室蘭市輪西町、須藤大介代表)がデザインした。室蘭テクノセンターが取り持った異業種連携で、アート感覚あふれる“近未来風”の円筒型に仕上がった。16日から販売を開始する。
石臼コーヒーミルは浪越石材が室蘭テクノセンターの平成16―18年度ものづくり創出支援事業の補助を受けて開発。黒御影石製の小型の石臼で、コーヒー豆を手動でひく。ゴリゴリという感触と音、漂う香りが評判を呼び、18年の発売以来350個を売るヒット商品となっている。
昨年春、ミルの新タイプを模索していた浪越社長に、同センターが室蘭やきとり皿を開発した須藤代表を紹介。試行錯誤の末に、黒御影石製の円盤2つを重ね、ハンドルの代わりにステンレス製のつまみを付けた斬新なスタイルのミルがこのほど完成した。直径16センチ、高さ12センチ、重さ4・5キロ。
 須藤代表は「とてもミルには見えないデザインを目指した。上部を鏡のように磨くことで高級感もアップしたと思う」と意匠コンセプトを語る。浪越社長は「最初は石と金属の組み合わせは冷たい感じになるかと思ったが、完成してみると近代的、都会的なイメージがして素晴らしい」と満足げ。
販売価格は7万3500円(税込み)で送料全国一律800円。すべて手作りのため、注文から商品到着まで3週間ほどかかる。従来の石臼型(税込み5万2500円)もこれまで通り販売する。文字やイニシャル入れは無料。赤御影石、白御影石での製作も可能だ。
注文、問い合わせは浪越石材、電話0142・23局1478番へ。 (山田晃司)
【写真=新デザインの円筒型(右)と従来型の石臼コーヒーミル(上)、浪越社長(右)と須藤代表(下)】
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