 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」(2月26日―3月2日、夕張市)で上映された、室蘭市出身の映画監督、田口清隆さん(28)=東京都在住=の短編映画「G」と「長髪大怪獣ゲハラ」が、観客のアンケートで評価を得て「ゆうばり市民賞」を受賞した。「とてもうれしいです」と笑顔を見せている。
観客の投票で、70作品中2位に当たる「ゆうばり市民賞」を手にした。当初は「G」のみの上映予定だったが、初の商業監督作「長髪大怪獣ゲハラ」も急きょ上映された。終了後には田口監督が着ぐるみを着てアクションする“サプライズ”もあり、観客を大いに沸かせた。
両作品ともに得意としている特撮映画だ。多くのシーンで観客の反応に好感触を持ち「とても沸いていましたよ」と納得顔。「純粋な怪獣映画は最近作られなくなった。作る方は少ないが、『見たい』と思っている人はなくならない」。賞状と石炭のトロフィーを掲げる目からは自身が満ちあふれている。
2日に室蘭に戻り、旧友らと親交を深めた。東京に戻った後は、DVD制作の仕事も控えており、海外の上映会参加にも意欲をみせている。長編映画や地元での制作にも意欲をみせており、今後の活躍に期待が高まっている。 (石川昌希)
【写真=受賞に笑顔が広がる田口監督】
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