■ 登別の高額療養費問題で特別委が中間報告
【2008年12月18日(木)朝刊】


 第3回登別市議会定例会は17日、本会議を再開し、平成20年度一般会計補正予算案など議案12件と諮問1件、意見書案4件を可決。「医療費助成事業に係る高額療養費請求事務等に関する調査特別委員会」(山田新一委員長)が中間報告を行い、閉会した。

 一般会計補正予算は高齢者や障害者、ひとり親の世帯に灯油購入費を助成する福祉灯油事業費や、市営住宅に転落防止用の格子を取り付ける改善経費などを盛り込んでいる。

 調査特別委の山田委員長が調査の状況を報告。「請求事務の基本となる台帳の信ぴょう性をはじめ、事務の引き継ぎや業務の認識など事務処理全般について、不明瞭(ふめいりょう)、不適切な部分が多く見られる。人員配置など組織体制についても疑問が残る」とした。

 今後の方向性については「参考人制度などを活用し、事実関係の解明を通して原因を特定し、再発防止策を見いだすほか、責任の所在や損失補てんの在り方を審議する。21年1月末をめどに審査を終える考えでいる」と述べた。

 諮問は、佐藤弘子氏を人権擁護委員に推薦する。可決された意見書は「暮らせる年金の実現」「安心の介護サービスの確保を求める」など。
(有田太一郎)

 
 


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