 社会福祉法人幸清会運営の特別養護老人ホーム「幸豊園」(豊浦町豊泉、大久保義広施設長)は、施設利用者の危険防止や利便性向上を図るため、福祉用具にちょっとした工夫を凝らす温かいサービスを提供、利用者から喜ばれている。
リクライニング型の車いすには、車輪に手や指を挟まぬように―と車輪とイスの間に網を設置し、事故防止に万全を喫した。ナースコールのボタンは、指先がマヒしていても手の平や甲で押せるよう市販する大きめのボタンに交換した。
また、いすからベッドなどへ移動の時には、布を敷いて持ち上げることで職員の体の負担軽減を図る―など、8種類のアイデアを実践している。
同施設では、利用者の身になった介助を心掛けており、3年前に発足した「ライフアシストチーム」が中心となって改善を考え、試行錯誤している。こうしたきめ細かいサービスの提供で高齢者も普段より穏やかな表情を見せるなど効果が表れているようだ。
リーダーの長谷部直人さんは「今後も工夫とアイデアを凝らし、利用者のために役立ちたい」と意欲を見せている。 (小林正律)
【写真=「高齢者の立場になったサービスを」と意を強くするライフアシストチーム】
|