上智大学外国語学部英語学科の学生が講師を務める恒例の小中学生向け英語教室「サマーティーチングプログラム(STP)」が3日から、室蘭市高砂町の海星学院高校を会場に始まった。小中学生と大学生たちの交流も徐々に深まっている。
STPは学生が夏休み期間を利用して全国各地で40年前から開いている。室蘭市内では今回が37回目。今年は小中学生合わせて79人が応募した。昨年よりも31人も多く、リピーターも目立った。
初日は午前9時すぎから、同学院体育館で入学式。子供たちと学生が集合した後、担当学生を当てるクイズに挑戦。ヒントは似顔絵と幼少のころの写真だけ。参加者は「だれだろう」などと、会場を見渡しながら先生を探していた。
この後、10クラスに分かれた子供たちを前に、リーダーの3年、持田彩菜さんは「今年は人数も増えました。最後まで楽しく過ごしましょう」と開講を宣言した。
各教室に戻った子供たちは2人の先生から注意事項などを聞いた後に昼食。午後からは再び体育館に戻って、フラフープ大会などゲームを通して交流を深めた。
4日から本格的な授業がスタート。午前中は学生たちが手づくりしたテキストを使って、英語が楽しくなる授業が行われている。
午後からは調理実習や科学実験など、選択教科を通して交流の輪を広げている。このうち、調理実習は毎日メニューが変わる。取材で訪れた日は「どらやき」作りだった。
子供たちは「どらやきを手作りするのは初めてだよ」と興味津々の様子。卵と牛乳にホットケーキミックスを入れ、フライパンで焼き上げた。味は生クリームやあんこなど数種類。子供たちはおやつの時間に「おいしい」を連発してほお張っていた。
このほか、科学実験ではかたくり粉を原料に使ったドロドロ状の液体で、ボールなどをかたどって遊んだり、段ボールを活用した風圧実験などが行われた。さらにはダンスなども行われ、子供たちは体を動かしながら楽しく過ごしていた。
授業は10日まで続けられる。 (佐藤重伸)
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