室蘭市築地町の給排水管更生業・佐藤設備工業(佐藤典子社長)は、従来では大がかりな取り換えが必要だった配水・排水管を内側から洗浄した上で、樹脂でコーティングする「PCG工法」を展開している。
PCG工法は、マンションやビルの排水管ライニング施工を全国展開するP・C・G協会(本部・名古屋)の技術。給水管を更生する「PCGバックル工法」と、排水管で用いられる「PCGマルチライナー工法」があり、いずれも財団法人建築保全センターから保全技術資格証明書の交付を受けている。胆振地域では同社が先駆けて、平成18年3月から導入した。
同工法では、管の内部を研磨剤などを使って洗浄した上で、樹脂塗料を内部に塗りつけるコーティング作業を行う。従来は交換するだけだったが、同工法では「管の寿命を延ばす上、工期も短縮できる」。さらに「交換に伴う廃材や廃管などの発生もない」と、環境面にも配慮している。
同社は、道中小企業家同友会西胆振支部主催の「西いぶりの企業力〜北海道洞爺湖サミット・環境展2008〜」に出展する。同協会北海道支部長を務める佐藤社長は「余計なごみを出さずに、使える物を長く使えます」と話している。 (松岡秀宜)
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