伊達信用金庫と室蘭商工信用組合が合併し、21日、新しい伊達信用金庫(楽木恭一理事長)の業務がスタートした。最も懸念されたオンラインサービスは午前7時に稼働、トラブルはなかった。旧室蘭商工信組の本支店は真新しい「伊達信用金庫」の看板に変わり、同9時から通帳切り替えなどの顧客を迎え入れ、窓口業務をスムーズに進めた。
旧室蘭商工信組本店から切り替わった室蘭市中央町の室蘭中央支店では、午前7時半すぎから業者が看板の取り換え作業を実施。「室蘭しんくみ」のシートがはがされると、緑地に白文字が鮮やかな「DATE」がお目見えした。
同8時に一部でATM(現金自動預払機)が稼働、同9時から各本支店で窓口業務がスタート。東町支店輪西出張所(旧室蘭商工信組輪西支店)には早速、通帳切り替えの客が訪れた。制服を一新した女性職員は、ドアが開くと元気な声で「いらっしゃいませ」と迎え入れていた。
楽木理事長は午前9時すぎにオンラインシステム作業の本部となる東町支店輪西出張所に到着し、職員からシステム無事稼働の説明を受けた。
楽木理事長は「最も心配したオンラインシステムが問題なくスタートして安どしている。『共働』をモットーに、地域の皆さん、企業と一緒に働きながら、地域経済を活性化させたい。信組さんの培った地域の信頼を大切にして、これまで通り丁寧で親切な金融機関でありたいと思う」と語った。
今回の合併で、職員数は192人、本支店は21店舗(出張所含め)になる。合併後の預金残高は1850億円(末残ベース)を見込み、道内信金ランキングは16位から15位に上がる。
【写真:伊達信金東町支店輪西出張所の開店と同時に訪れ、預金通帳切り替えを行う市民たち=21日午前9時】
|