■ サミット国際メディアセンター、年明け本格着工
【2007年12月19日(水)朝刊】


 各国報道関係者の取材拠点として後志管内留寿都村の「ルスツリゾート」内に建設される「北海道洞爺湖サミット国際メディアセンター」の報道陣向けの現地説明会(北海道開発局主催)が18日行われた。現在は建設場所の現場事務所と仮囲い設置などが進められており、年明けから同センターの本格着工に入る。

 建設場所は、ルスツリゾート内の階段式になった7つの駐車場のうちの第3、第4駐車場。建物は鉄骨造り2棟(約1万1000平方メートル)。1階に放送メディア、2階に新聞などのメディアが入る「プレスセンター」と、廊下でつながった1階建ての「議長・各国首脳会見場」。工事は竹中、岩田地崎、伊藤特定JV日本設計グループが28億5000万円で落札した。

 今月10日から建設場所の除雪、測量に入り、現在は一面真っ白な雪に覆われた中で作業員らが現場事務所の設置と、約2万平方メートルの仮囲いを行っている。

 工事は設計、施工一括方式を採用しており、設計は審査や外務省との協議を経て決まり、年明けから本体着工に入る。冬季工事のため仮設上屋を掛けて進められる。完成は3月末。建物完成後に放送などのメディア設備工事などが行われて6月までにすべてを終了するという。

 環境テーマのサミットに合わせて、プレスセンターの下に冬場の雪を1万5000立方メートル保存し、冷房ほか、解けた水は植栽への散水、トイレ洗浄水に利用。太陽光発電パネルや壁面を緑化するなど、自然エネルギーを活用した環境にやさしいつくりになる。

 
【写真:来年の主要国首脳会議に向け、工事の準備が進む「国際メディアセンター」の建設予定地=留寿都村】 


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