■ 登別市保育所食育計画を策定 望ましい習慣定着へ
【2007年10月4日(木)朝刊】


 登別市は、保育所における入所児童の年齢に応じた食育テーマとその対応策を示した「登別市保育所食育計画」を策定した。家庭と保育所の役割を分担し連携を図りながら、規則正しい生活リズムの確立、バランスの取れた食生活、望ましい食習慣の定着に向けた食育の推進を目指す。

 市は、核家族化の進行やライフスタイルの変化に伴い、「朝食を食べない」「おやつを食事代わりにしている」など、不適切な食生活による子供たちの心身への影響が懸念されており、乳幼児期から正しい食事の取り方や望ましい食習慣の定着、食を通じた人間形成・家族関係づくりによる心身の健全育成を推進するため、発達段階に応じた取り組みを進める必要がある−との観点から計画を策定した。

 計画の策定にあたっては、昨年9月に保育所入所児童の保護者に対してアンケートを実施。この中では、「子供が午後9時半以降に就寝している」が45.5%、朝食についても、「食べない」が1.1%、「時々食べる」が13.5%などとなっており、計画の中で「早寝早起きに心掛け、規則正しい生活習慣を身に付けることが重要」「健康的な生活を送るためには、1日3食規則正しく食べることが大切」としている。

 食育推進のための役割分担として、家庭では望ましい食習慣と食事のマナーを身に付けることが大切、保育所では、家庭と連携を図り、保護者の協力を得ながら保育士、栄養士、調理員などの職員が、それぞれの有する専門性を生かしながら対応することが重要―などとした。

 計画は、登別市健康増進計画に位置付けられている「年代別に応じた健康づくり」に対応し、入所児童(ゼロ歳児から5歳児)の各年齢に応じたものとなっており、子供の姿(ねらい)、食育テーマ、保育所での働きかけ、家庭での働きかけなどを示している。

 市は「計画にのっとり『朝食を食べない』ということがないように展開していきたい」と話しており、計画を市内5カ所の保育所に入所している児童の保護者に配布した。

 


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