外務省、環境省、北海道などが主催する、北海道洞爺湖サミットに向けたホテル・旅館の環境経営セミナー「環境経営でコスト削減、ブランド価値向上へ!」が20日、洞爺湖町の洞爺湖文化センターで開かれ、観光関係者が環境負荷軽減により企業イメージがアップする時代の潮流に注目した。
地球温暖化などの環境問題がサミットにおける最大のテーマ。最も環境に配慮したサミットを目指す政府が主導し、ホテル・旅館の経営者を対象に環境に配慮した経営を広めようと開催した。
この日は、地元をはじめ、蔵相会談や環境相会談の開催地域からも訪れ、約60人が参加した。リサイクルコーディネーターの和田孝一氏が「環境経営は魅力ある省コスト経営」と題して基調講演。東京のホテルニューオータニ時代に手がけた、排熱を利用したコージェネシステムで生ゴミを乾燥、たい肥化し、肥料に加工した上で販売するといった、一連の仕組みを紹介した。「生ゴミの焼却費用3000万円が毎年の利益に変わった」とし、出席者の関心を引いていた。
このほか、帝国ホテル(東京都)や星野リゾート(長野県)などの事例紹介や旅行代理店担当者によるエコツーリズムについての講演も行われ、環境負荷の軽減が観光の魅力となる世界的潮流が繰り返し示された。
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