■ ヨットで念願の太平洋クルーズへ−室蘭の浅沼さん
【2007年6月30日(土)朝刊】


クルーザーヨットで太平洋周遊へ、ハワイへ向かう浅沼さん 「念願の夢をかなえたい」。室蘭市高砂町4、無職、浅沼晃明さん(63)が週明けの2日、室蘭市絵鞆町の室蘭港エンルムマリーナからクルーザーヨットで単独、太平洋周遊へ出発する。最初に約1カ月かけて米国・ハワイ諸島に向かう。

 浅沼さんはエンルムマリーナ室蘭を利用するヨットの所有者とクルーで作る「ヨットクラブ」に所属。ヨット歴は大学時代から数えて45年。当時、室蘭地方でヨット愛好者は少なく、草分け的な存在だったという。

 ヨットを始めて抱き続けてきた夢は「世界1周」。2年前に歯科医をやめて準備を開始。体力的な面を考えて「世界1周」を、「太平洋」に変更した。

 「無理せず楽しんできたい」と浅沼さん。ヨットは長さ35フィートの双胴型の浮沈船。長期クルージングのため、自家発電のソーラーパネル、風力発電設備を装備した。

 スケジュールは、ハワイ諸島・ヒロまで3500マイルを約35日間をかけてクルージング。ハワイで長期滞在した後、タヒチ、トンガ、フィジー、ニューカレドニア、ニュージーランドと太平洋を周遊するという。

 「ハワイで1年くらい滞在し、ヨットの航海情報を入手したり、語学を学んだりするかもしれません」と焦らずに目標達成を目指す。

 開設して15年になるエンルムマリーナ室蘭は「地元の人がヨットで世界に向け単独クルージングするのは初めてです。頑張って達成してほしい」と激励していた。

【写真=クルーザーヨットで太平洋周遊へ、ハワイへ向かう浅沼さん】 
 


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