室蘭の水産業振興や食文化の発展を目指す「『さかなのマチ室蘭』ブランド化支援事業」(実施主体・室蘭商工会議所)の第1回実行委員会(森田教義委員長)が26日、市内海岸町の同会議所で開かれ、事業の実施計画が承認された。札幌や室蘭で開催されるイベントで「クロソイ汁」を無料で振る舞う。クロソイを使った新メニューを開発するなど、魚のマチ・室蘭を発信、地産地消を働き掛ける。
同事業は中小企業庁の支援事業の一環。前年度のカレーラーメンに続いて採択された。単年度事業で900万円の補助を受ける。
委員や事務局など約20人が出席し、実施事業を承認した。7月7日から2日間、JR札幌駅南口で開催される「オールいぶりフェアinさっぽろ」に参加する。実行委メンバーの室蘭漁協女性部などが、クロソイやコンブを使った「うしお汁」を無料で、来場者2000人に振る舞う。さらにクロソイ汁の感想やクロソイの認知度を調べるアンケートを実施する。9月の「スワンフェスタ2007」でも同様の取り組みを実施する予定。
クロソイを素材にした新料理開発を目指し、市内の飲食店に開発を委託する。優秀や入選作を選考し、11月に試食会を兼ねた発表会を開催する予定。開発への事前調査として、地場産の海産物を使った料理開発に取り組む先進地を視察する。視察地は実績を考慮して、宮城県松島町と岩手県釜石市の2カ所を候補としている。
札幌市内の旅行業や雑誌社などの関係者を室蘭に招く「クロソイ満喫ツアー」を開催する。クロソイの養殖や道立栽培水産試験場などの見学を通じて、室蘭で行われている水産事業の認識を深めてもらう。
メディアを通じた情報発信として、地元の海産物を使った料理のレシピ本を発行する。さらにクロソイの新料理選考会で入選した飲食店を紹介するガイドブックを作成。旅行雑誌への広告掲載などを手掛ける。
あいさつで森田委員長は「全国ブランド化に向けて、積極的な取り組みをお願いしたい」と委員に協力を求めた。
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