第43回北海道高等学校囲碁選手権大会(道高文連、道教委、日本棋院道本部主催)で、登別明日中等教育学校4回生の小林修悟君(16)が4位に入り、夏に島根県で開かれる全国高等学校総合文化祭囲碁部門の道代表(団体戦)の1人に選ばれた。「ここまでこれるとは思ってもいませんでした」と謙虚に喜んでいる。
大会は先月30、31日に札幌教育文化会館で開かれた。小林君は有段者以上で優勝を競う男子個人戦Aクラスに出場。30人が参加しトーナメント戦で行われた。試合は1人40分の持ち時間で使い切ったら30秒の秒読み。小林君は1、2回戦を順当に勝ち進んだ。
3回戦は小、中学校時代に全道大会で3回対戦して負けている相手だったが、2目半勝ちで退けた。しかし、準決勝は「定石で失敗し、ばん回できませんでした」と惜しくも敗れた。それでも並み居る強敵を退けて4位の上位に食い込み、8月1、2日に島根県で開かれる全国大会に出場する道代表メンバー3人の1人に選ばれた。
小学校時代以来2度目の全国となる小林君、「全国では他の代表メンバーの足を引っ張らないよう1つ1つ勝っていきたい」としっかりと話す。
小林君は小学校4年で日本棋院伊達支部の囲碁教室に入門。自宅の室蘭市水元町から伊達囲碁クラブに通って基礎から勉強。支部の大会や大会のない日も大人と碁を打った。中学1年までに胆振の小中学生でただ1人という4段まで上達した。中学では好きな野球に専念、3年生で碁を再開し6段位を取った。
今春開校した明日中等教育学校では野球部にも所属、「文武両道」で頑張っている。
全道大会に引率した同校の大山節夫校長はかつて教職員囲碁大会で3位に入り、囲碁に明るい。「駒大岩見沢のように素晴らしい指導者と伝統クラブのある学校で鍛えられている土壌と比べて、(小林君は)気の毒な面もあるが、素晴らしい才能をこれからも伸ばしてほしい。堂々とした戦いぶりだった。文科系だけでなく、スポーツも勉強もでき、言うことなし」と一緒に喜んでいる。
【写真=全道囲碁大会4位となり、夏の全国大会出場を決めた小林君(右)と、一緒に喜ぶ大山校長】
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