■ 日鋼室蘭の水素電池ラジコンカー、発明フェアに出展
【2007年4月26日(木)朝刊】


 日鋼室蘭製作所(佐藤育男所長)が開発した、水素吸蔵合金を活用した水素燃料電池自動車システムを搭載したラジコンカーが、28日に札幌市内で開かれる「特許ってなに?おもしろ発明・体感フェア2007」に出展される。実際に水素タンクを積み、燃料電池でエネルギーを生み出す実車さながらのラジコン。「多くの方に操作してもらいたい」と話している。

 同フェアは小学生たちを対象に、発明・工夫の面白さを体感し、特許や知的財産について学んでもらうのが狙い。模型のロケットやスチロールペーパー・グライダーの実験などのほか、特許や知的財産権尊重の重要性などを学ぶ絵本の読み聞かせ、モノづくり自慢コーナーなどを設ける。会場は北大学術交流会館とJR札幌駅西口イベント広場の2カ所で、午前10時から午後4時まで開催する。

 日鋼室蘭製作所の水素エネルギー・ラジコンは、北大学術交流会館の「オヤジのモノづくり自慢コーナー」に出展される。同所は多くの水素エネルギーを吸収する金属「水素吸蔵合金」を開発。水素吸蔵合金タンクを積み込み、排ガスを出さない環境にやさしい燃料電池システム自動車を開発中だ。

 出展模型は、米国車・ハマーの八分の一サイズのラジコンカー(全長70センチ)。燃料電池システムは実車と同様で、リモコンで自在に操れる。同所は「日鋼の技術力を多くの方に知っていただければ」とPRしている。

【写真=「発明・体感フェア」に出展する水素燃料電池ラジコンカー】 
 


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