■ 胆振線廃止後からの懸案、壮瞥町滝之町の跨線橋撤去決定
【2007年4月5日(木)朝刊】


 室蘭開発建設部は平成19年度、壮瞥町滝之町の国道453号の跨(こ)線橋撤去に着手する方針を固めた。同町にとっては旧国鉄胆振線廃止後から持ち上がっていた長年の懸案事項で、マチづくりの障害物が除かれるとあって大きな期待が広がっている。

 滝之町跨線橋は旧胆振線と立体交差するために設けられていたが、昭和61年10月に同線が廃止され、線路がなくなってからもそのままの状態が続いていた。町は、滝之町地区の一体感を阻害している―ことを理由に道道時代から道路管理者に取り壊しを要望していたものの、これまで実現に至らなかった。

 室蘭開建では、19年度は道路と工事期間中の仮道などに関する設計を予定、20年度以降に用地調査、撤去工事を行う方針という。

 山中漠町長は「基本的には大きな用地買収の必要がないため、意外と早く完了しそうだ。町としては防災拠点となる複合施設が本年度中に完成するので、国道の環境が整うのを望んでいた」とした上で「公営住宅、宅地供給といった市街地形成にとって明るい材料」と歓迎している。

 撤去事業は、滝之町交差点からサムズ方面へ向けての道路整備や、町が進めているサムズ周辺の市街地整備の進行をにらみながら実施。早ければ20年度、遅くとも22年度中には工事を終えると予想される。

 
 


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