平成19年度の業務が開始した2日、室蘭市内多くの企業、官公庁で入社式や辞令交付式が行われた。この日の室蘭地方はあいにくの雨模様となり、新年度の幕開けとしてはちょっぴり肌寒いスタートとなった。新日鉄室蘭や日鋼室蘭で計70人以上が採用されるなど、民間企業の新規採用はここ20年で最多になっており、入社式や辞令交付式はにぎやか。企業トップから激励の言葉を受けた新入社員らは、決意も新たに新社会人として記念すべき一歩を踏み出していた。
新日鉄室蘭製鉄所は午前7時半から輪西神社で安全安定操業誓願式を行った後、同9時半から本事務所で合同入社式を実施した。所長に就任したばかりの升光法行所長が35人の新採用者に激励の言葉を述べた。
新日鉄室蘭は、室蘭製鉄所、北海製鉄、ノーステクノリサーチ、ニッテツ・ビジネスプロモート北海道(NBP)で、昨年より6人多い計35人を新規採用した。フル操業が続く中、升光所長は「特殊鋼棒線コンビナートとしてトップを目指している。皆さんの能力を存分に生かしてほしい」と訓示を述べた。
これに対し、新入社員を代表して数馬田隼久さん(18)=函館出身=は「室蘭製鉄所の社員として自覚を持ち、職務に精励し最善を尽くすことを誓います」と力強く決意を述べた。新入社員はこの後、工場見学やビジネスマナー研修などを受ける。
室蘭市の平成19年度採用職員の辞令交付式が2日、市役所と消防庁舎で行われた。初めて実施したキャリア採用組4人を含む計16人は辞令に身を引き締め、市民から信頼される職員となることを誓った。
事務職9人、技術職5人、消防職2人。うちキャリア採用は4人で医事業務などに従事する。全体では昨年より2人多いが、キャリア枠を除くと2人少ないことになる。
新宮正志市長から辞令を受けた。代表し生活環境部サービスセンターに配属される森拓哉さん(22)が「やる気に満ちている。初心忘れず明るく元気よく職務に当たります」と宣誓した。
新宮市長は都市と地方格差などの課題に触れ「今こそ地方が力を出さなければ。人の中に入り和を重んじ意見を出すことが大切。先頭で汗を流し元気なマチをつくって」と激励した。
この日から職員研修に入ったが「1日も早く現場を知る」(職員課)ために研修期間は昨年より1日短い3日間とした。財政や歴史、協働のマチづくりなどを学び、5日から配属先での仕事に就く。
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