白老町議会の産業建設常任委員会(小西秀延委員長)が5日開かれ、白老町が平成17年度から取り組んでいる次世代型のグリーンビジネス(バイオマスタウン構想)の進ちょく状況が報告された。
白老町では16年12月、企業や団体で組織する「白老町産業連携地域活性化検討会」を設立。町内から発生する再生可能な有機性資源(バイオマス)の利活用推進に取り組んでいる。
バイオマス利活用システムの柱は「石炭代替燃料の製造・供給」「有機質堆肥(たいひ)の製造、有機農園事業」「軽油代替燃料の製造」の3点。
「石炭代替燃料の製造・供給」は、日本製紙白老工場に供給する石炭代替用の固形燃料を家庭系および事業系一般廃棄物から製造する。今後の計画では、国の補助制度を活用、ランニングコストの軽減化等を図るため日本製紙の構内に燃料化施設を整備する。固形燃料の年間目標生産量を約1万トンに設定し、生産体制の充実を目指していく。
また「有機質堆肥の製造、有機農園事業」では、食品製造工場の食品残さ、家畜排せつ物を主体にした堆肥を製造、堆肥は農園事業に活用する。
「軽油代替燃料の製造」は、使用済みてんぷら油をろ過精製し、ごみ収集車などの燃料に再利用する。事業所からの廃油回収量の増大と一般家庭からの廃油回収システムを検討している。
この日の審議では、委員から「事業の運営主体、経営形態などを外部団体に助言をもらうことになっていたが、内容はまとまっているか」などの質問が出された。二瓶充政策推進室長は「理事者と調整ができていない」と答えるにとどまった。
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