金属製品製造のアオキ製作(本社室蘭市東町、青木誠一社長)で生産している蓄熱電気暖房器「アルディ」が、昨1年間で初めて生産1万台を突破した。高品質とメンテナンス性の良さに加え、原油高騰などで主に本州方面のオール電化住宅が増えた。生産10年目で目標を達成した。
白山製作所(本社東京)の委託を受け、同社が生産している。アルディは同社で鋼板ケースを製作。ファクター室蘭工場製作の配線類、室蘭パルス電子製作の変圧器、米国製セラミック蓄熱体、中国製蓄熱レンガなどの各種部品が納入され、アオキ製作工場で、「アルディ」を組み立てる一貫生産体制を整えている。生産管理は佐々木機工(同室蘭市東町)が代行している。
平成7年に生産を開始した。夏ごろに生産のピークを迎えるが、冬季は月500台程度に落ち着く。しかし、昨年は9月以降も月産1000台を維持し、12月まで続いた。PCB(ポリ塩化ビフェニール)廃棄物・保管・運搬補助容器「オレンジボックス」の注文も増えているため、工場内はフル生産状態が続いている。
年明け後も好調さは継続し、1月も1000台の生産を達成しそうだ。青木社長は「レンガの高品質化など改良を重ねながら製品の市場価値を高めてきた。今後も当社の柱の事業として、PCB容器とともに技術的な向上を目指していきたい」と話している。
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