日鉄セメント(今野乃光社長)は平成19年度に、全社的にエネルギーコストの削減につなげる「省エネルギープラン」の策定に着手する。キルン(回転焼成炉)やクリンカクーラー(中間原料の冷却工程)の排熱回収で発電エネルギーとするシステムを構築する。業績改善策の一環で、社内にプロジェクトチームをつくり、実施していく方針。
原燃料が高止まりの状態で、もう1度省エネに力を入れることで、コスト削減と併せて地球温暖化対策にも一層の貢献を果たし、業績改善につなげるのが狙い。
この中で着目したのが「キルンやクリンカクーラーの煙突などからの放散熱をボイラー熱などに生かせる」(今野社長)こと。省エネプランでは、同社の発電装置の燃料費削減に貢献できるようなシステムとして反映させたいとする。
一方、昨年設置した廃プラスチックリサイクルセンターは順調に稼働し、今年中にフル稼働を目指す。年間2万トンレベルに届かせる。石炭の代替策として実施した事業で、「排熱の活用策とともに省エネルギープランの中核をなすように、検討していく」(同)としている。
省エネプランづくりのため、社内にプロジェクトチームをつくる予定で、今野社長は「国などの支援策と絡めながらの作業になる。現場の知恵を集め、投資も考えたい」と話している。
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