![]() |
![]() |
|
|||
| 2006年6月13日付朝刊より |
|
| 室 蘭 | |
| ■ 室蘭市議会開会、15日から一般質問入り | |
第2回室蘭市議会定例会が12日招集され、本会議を開会した。会期を26日までの15日間と決めた。提出議案は平成18年度一般会計補正予算など12件。 一般会計補正予算案は7月から指定管理者制度により管理運営を委託する中島スポーツセンターの委託経費など6128万5000円を計上する。条例改正案は無給の組合休暇制度新設など6件。 市営住宅の水漏れ事故に伴う損害賠償額決定の専決処分が報告された。東町汐見団地の5階建て住宅など2棟で昨冬、凍結による給水管破裂があり、約200万円を賠償した。 昨年8月には市障害者福祉総合センターで行われた身体障害者デイサービス事業中に荷台が倒れる事故があり、負傷した受講者に約7000円を賠償した。 本会議終了後、全国市議会議長会から15年表彰を受けた沼田俊治議員(市政・創造21)に対する表彰伝達式が行われた。 定例会はきょう13日から2日間休会、15日に本会議を再開し、一般質問に入る。 |
|
| ■ ものづくり事業で2製品完成、近く発表会 | |
室蘭地方の企業が室蘭テクノセンターの、ものづくり創出事業補助を受けて開発した「木炭陶芸窯」と「石臼(うす)コーヒーミル」の2製品がこのほど完成し、16、17の両日に室蘭市東町4の同センターで実演発表会を開く。一般向けの商品開発は珍しく、「ぜひ室蘭発の製品を見てください」と同センターでは呼び掛けている。 「木炭陶芸窯」は、市内輪西町の耐火物製造・工事の大和工業(黒龍雅英社長)が開発した。 大きさは直径42センチ、高さ85センチの円柱状。上下に仕切り板があり、一度に本焼きと素焼きを行えるのが特徴。しかも燃焼約4時間、作品取り出しまでの冷却約4時間の計8時間の短時間で仕上げることができる。燃料の炭は1回に使う量は少なく効率的で、窯は分解して簡単に持ち運びもできる。 電気、ガス、灯油を燃料にした窯はあるが、木炭は希少。同社の耐火物の技術を活用した。開発者の斉藤正夫技術部長は「素焼きは750度、本焼きは1300度まで可能。一度に素焼きと本焼きで、各4−6個の作品がつくれます」と自信をのぞかせる。陶芸ファンには最適。値段は30万円。 「石臼コーヒーミル」は、伊達市の浪越石材(浪越準一社長)が商品化した。 従来ある石臼をヒントに、持ち運びと使い勝手の良さ、インテリア品に向いた形にした。大きさは直径12センチの上臼と同17センチの下臼からなる。上臼をひく力はほとんど気にならず簡単にひけ、しかもネジの調整でひきの荒さを自在に決めることができる。 ひいたコーヒーは下臼の周囲にたまり、目で確かめて、香ばしいにおいを楽しめる。素材は白、紅、黒色の御影石の3種類で、形は2タイプ。ゆったりとした雰囲気の中、楽しみながらコーヒーを味わうのにぴったり。 「摩擦熱が少ない石臼は、食品が持つ本来の風味、香りを損なわない。大豆やお茶の葉などでも利用できます」と話す浪越社長。1台3万−3万5000円。 実演発表会では、この石臼でひいたコーヒーを木炭陶芸窯で焼いたカップで試飲できる。両日とも時間は午前9時−午後5時。窯の火入れは午前7時から。 |
|
| ■ 寒い6月、室蘭地方のクールビズも寒々と | |
室蘭地方は今月初めの好天から一転し、ここ1週間は灰色の空が続く肌寒い天気。室蘭地方気象台によると、6月1―10日の平均気温は11・2度で平年の月平均より2度以上低い。最低気温が10度を超えたのは一度きり。室蘭の日照時間は6日以降は”ゼロ行進”。「クールビズ」で盛り上がりが期待される夏物商戦が苦戦している。 同気象台によると、オホーツク海上に停滞した高気圧の影響と、南海上を通過した低気圧により、1週間ほどぐずついた天気が続いているという。白老・森野と登別カルルスでは9、10の両日に記録した日降水量の合計がそれぞれ6月の極値を上回り、伊達・大滝は9日の日降水量が74ミリに達し、6月としては観測2位を記録した。 胆振支庁が半月に1度、発表している農作物の生育状況によると、6月1日現在は「各作物とも生育は回復し平年並み。大豆、大福の出芽は良好」と回復基調だったが、産業振興部農務課は「15日に取りまとめる予定だが、6月の低温がどの程度影響を与えているか」と懸念している。 例年だと夏物商戦が盛り上がる6月だが、丸井今井室蘭店は「寒さも大きいが、雨で客足自体も伸び悩んでいる」と表情を曇らせる。今年は、デザインや着こなしで昨年よりも期待が高まるクールビズ商戦だが、今のところ「目立った動きは少なく」、かといって好調な商品があるかといえば「動きそうにない」と、文字通り”クール”な状況だ。 同気象台が9日に発表した1カ月予報では、気温は平年並みか低く、日照時間も平年並みの予想となっている。 |
|
| ■ 「ボルタ」量産化に向け、輪西に新工場開設 | |
発売すると1日でほぼ売り切れという人気が続いている”室蘭特産”のボルト人形「ボルタ」。製造を手がける市民グループ・てつのまちぷろじぇくとは、量産化の一手として、輪西工場を開設し、製作スタッフのパート、アルバイトを募集する。目指すは月産5000個。16日に市内輪西町のぷらっとてついち集会所で説明会を開く。 募集するボルタ製作スタッフは、15人から20人程度。輪西町の空き店舗に新たに開設する工房で、製作に携わってもらう。勤務時間は1日4時間程度で交代制。 今月は約600個を用意し、1日に市内2カ所で販売したが、当日でほぼ完売。遠方から来蘭する購入者もおり、販売開始から3カ月たってもなお人気は衰えていない。こうした需要に供給が追いついていないのが実情だ。 同グループは「人気があるのはうれしいが、購入できない方に申し訳ない」と生産拠点を増やして購入希望に応えたい考え。「いずれは輪西に工場をつくりたかった。空き店舗対策にもつながる。将来的には体験工房のような施設にしたい」と構想を膨らませる。 16日の説明会は、作業講習会も行う。履歴書と軍手、エプロンが必要。希望者多数の場合は面接で採否を決める。希望者は輪西商店街振興組合、電話0143・43局5846番へ。 |
|
| 登 別 | |
| ■ 登山道にロープ、オロフレ山高山植物保護 |
|
オロフレ山の高山植物が、盗掘や登山者による踏み付けなどで危機的な状況にあるとして、胆振支庁と登別山岳会などの合同による現地調査と保護のためのロープ張りが14日、同登山道で実施される。シラネアオイなどの道内有数の群落地を守ろうと、関係機関が初めてスクラムを組む。 オロフレ山の登山道は登別市カルルス町と壮瞥町の境界付近に位置する。道路脇にシラネアオイやサンカイヨウ、チングルマなどの高山植物10種類以上が群生し、6月初旬から7月初旬にかけた満開の時期には道内外から多くの登山者、観光客らが訪れる。 以前から踏み付けや盗掘被害が指摘されていたが、同支庁が3月に登別市で開いたアウトドア・ミーティングで登山関係者らから「危機的状況」との声が続出。登山道の開通時期に合わせて、初の実態調査を行うことになった。開通はきょう13日午後1時。 調査に参加する機関は同支庁、登別山岳会のほか道森林管理局後志森林管理署、環境省洞爺湖自然保護官事務所、自然公園財団、そうべつエコミュージアム友の会などで、総勢10人ほどの予定。被害状況を確認しながら、道路脇の一部にロープを試験的に張る。 同支庁では、調査結果を基にロープ張り区域を順次広げていく考え。関係機関による盗掘パトロールなども実施したいとしている。 登別山岳会の東海林康相会長は「本州からも観光客が訪れるシラネアオイの名所なのに、今のままでは確実になくなってしまう。花の写真を撮りに入って踏み付けるケースが多いようだが、道路外には絶対に出ないように心掛けてほしい」と”山のルール”厳守を訴えている。 |
|
| 伊 達 | |
| ■ 酪農体験が大人気、牧家ミルキングパーラー | |
中央酪農会議の酪農教育ファーム認証を受けている伊達市乾町の牧家(庄司大社長)ミルキングパーラーは、5月の大型連休中には1日最高で700人もの行楽客や親子連れが訪れるなど、生産現場である牧場が体験型観光施設として脚光を浴びている。 ミルキングパーラーでは、10年ほど前から年に1回程度の体験学習を受け入れていた。平成11年秋から本格的な体験プログラムの検討に入り、翌12年からは、牧場見学、搾乳、アイスクリームやバターの手作りを開始。市内はもとより室蘭などから小学校の親子レクリエーションをはじめとする団体利用が拡大した。 昨年実績では、約3300人が乳牛や牧場を知り、命をはぐくむ酪農の一端を学んだ。さらに、テレビの料理番組で同社の「カチョカヴァッロチーズ」が紹介されたのをきっかけに、多くの雑誌にも登場。5月連休前には同社ホームページのアクセスが急増するなど、一躍、ドライブの人気スポットとして浮上している。 ミルキングパーラーの設楽貴子リーダー(27)は「牧場の雑草を抜く草地メンテナンスなども、子供たちは結構楽しそう。また、聴診器を牛に当てると4つの胃の中でギシギシ音がするので、大人もきっとびっくりしますよ」と説明。「牛との触れ合いを通して、乳製品の苦手な子供が少なくなるといいですね」と語る。 同社では牛乳を使ったお菓子や料理のレシピも希望者に提供しているほか、夏休みには子供向けのイベントも検討中だ。問い合わせはミルキングパーラー(電話0142・25局3302番)へ。 |
|
| 洞爺湖 | |
| ■ 虻田小に常設展示場「ほーるにあーと」開設 | |
洞爺湖町虻田小学校(清水利明校長、365人)の多目的ホールに、100号の絵画や書を掲げた常設展示場「ほーるにあーと」が設置された。2000年有珠山噴火で同校に配分された義援金300万円の多くを活用し、道内在住の画家や書道家に依頼して作品を集めた。 義援金の使い道を検討した結果、美術作品を校内に展示し、空気のように感じる「アート・イン・スクール」に充てることを決定。扇靖宏教諭が担当し、昨年2月から作品収集を進めてきた。 倶知安町の画家、徳丸滋さんには100号の油彩「ニセコ高原」の制作を依頼し、洞爺湖を描いた作品「湖畔」も購入した。余市町の書道家、田崎雄峰さんには「不如帰」の書を依頼した。表装・額装は室蘭市の大澤幸1郎さんに頼んだ。こうして集めた作品は道内作家11人の13点。 広さ約150平方メートルある多目的ホールの4方の壁にさりげなく掲げ、構えなくても児童らの目に触れるようにした。お披露目のセレモニーなどは行わないが、「学校においでの際は気楽に眺めてください」(扇教諭)と呼び掛けている。 |
|
| 白 老 | |
| ■ 木のおもちゃ広場など、24日から木育イベント | |
白老町で今月24、25の両日、木育イベントが開かれる。木のおもちゃ広場や森づくり体験、ポロトの森感謝祭などの事業が組まれており、子供たちに森と人とのつながりを学んでもらう。 木育イベントは、道が主催する「わくわく木育ランド」、ポロト自然休養林30周年の感謝祭などを合わせた取り組み。24日は町コミュニティーセンター(午前10時―午後4時)で「わくわく木育ランド」が行われ、会場に木の遊園地を設営。木のおもちゃ100点が用意される。23日のプレオープンでは、木のおもちゃに関する講演会(午後3時)も行われる。 ポロトの森が国から自然休養林の指定を受けて今年で30周年を迎えることから、ポロト自然休養林のキャンプ場周辺で30周年を記念した感謝祭を行う。記念式典のほか、チェーンソーアート、クラフト体験、自然観察会などが行われる。 25日は、ウヨロ環境トラストが主催する「トラストの森づくり体験」が行われる。テーマは「森を学ぶ」。小学生を対象にフットパスウオーキング、間伐体験、ツリークライミングなどを体験してもらう。 各イベント参加などに関する問い合わせは白老町産業経済課(電話0144・82局6491番)へ。 |
|
| 2006年6月13日付夕刊より |
|
| 室 蘭 | |
| ■ W杯日本代表応援、室蘭でも「ニッポン」コール | |
「頑張れ!ジーコ・ジャパン」―。サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場している日本代表の初戦、オーストラリア戦が行われた12日深夜、室蘭市内でも観戦イベントが開かれ、大勢のサポーターが日本の勝利を願い声をからした。終盤、立て続けの失点でまさかの逆転負けに、サポーターは落胆の色に包まれた。 市内入江町のホテルセピアスのダイニングカフェバー「アウルス」では、開店1周年を記念した日本代表戦観戦会が開かれ、サムライブルーで“正装”したサポーターら約50人が大型ビジョンに声援を送った。 試合開始前から会場は勝利を願うファンらの熱気が包んだ。同僚と来た成田一人さん(34)は「大事な初戦なのでみんなで盛り上がりたくて。日本が勝ち点3を取ります」。富良野から来た室蘭出身の富原啓介さん(29)は「中田英選手がゴールを決めます」、妻の愛さん(同)は「宮本選手頑張って」とエールした。 立ち上がりからオーストラリアの攻めに防戦一方のジーコジャパン。「あー」「危ない」と絶叫が飛び交う場内。前半26分、日本の司令塔・中村俊輔の左足から先制ゴールが生まれると「うおー」「よっしゃー」。カイザースラウテルンに届かんばかりの歓声で会場のボルテージは頂点に。会社員の宮沢敬博さん(38)は「流れをつかめた。前回の落選した悔しさを晴らしてくれて良かった」と興奮気味に話し、展開を追った。 日本リードで迎えた後半。オーストラリアの猛攻を守護神・川口能活のスーパーセーブなどでしのぎ、会場は一喜一憂。しかし後半39分、まさかの同点。さらに逆転を許し、ぼう然のサポーター。無情のホイッスルが鳴り響き、がっくりと肩を落とした。 友人と来た女性会社員(24)は「途中まで勝っていたのに」と悔しさをにじませた。伊藤貴志さん(27)は「この敗戦を糧に残り2戦は勝ってほしい。まだ終わりじゃない」と前を向く。18日、23日にも観戦会を企画するアウルスの桧森和成さんは「負け試合にはなったけど盛り上がった。今度は勝利で盛り上がりたい」と次戦以降の勝ち点を願った。 |
|
↑↑ ページTOPへ |
|
|
当ホームページに掲載の記事、写真の無断転載を禁じます。 すべての著作権は室蘭民報社に帰属します。 |