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| 2005年12月1日付朝刊より |
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| 室 蘭 | |
| ■ 北海道丸井今井スタート1カ月、室蘭店好調 | |
北海道丸井今井(國方克彦社長)が新会社としてスタートして30日で1カ月が経過した。存続を目指す室蘭店(丸山芳男店長)は衣料、食料品が好調で10月に続いて11月も黒字が見込め、好調な滑り出し。業務提携する伊勢丹は来秋に商品を充実させることが明らかになり、一方で市民の買(バイ)地域運動も浸透しつつある。丸山店長は「社員の意識改革を進めて、地域に根差した店づくりを」と意気込む。 新会社に移行し、店内は徐々に活気を帯びてきた。まず、婦人服やジュエリー部門を拡充し、地元業者のテナント入りで強化を図った。食料品では西胆振の名産をそろえた「西胆振物産コーナー」を開設したほか、北辰鮨の刺し身コーナーを開設した。 こうした取り組みにより、紳士服、婦人服、食料品の売り上げが伸びた。6000人の入り込みがあった「ふくろう文庫丸井今井支援特別展」を開催した10月に続いて、11月も黒字が見込めそうだ。丸山店長は「地域性を重視した。西胆振のみなさんに気軽に立ち寄ってもらえる店づくりを目指し、社員の意識改革を図っている。今後さらに効果が見えてくるはず」と話す。 11月末からは、7階催事場でお歳暮ギフト商戦を始め、さらにボーナス、クリスマス、年末年始に向けた展開を控え、店内は活況を呈してくる。12月、来年1月の黒字も現実味を帯びており、同店長は「サービス向上を図りつつ、今後も地元サークルや業者さんが参画できる機会を増やして『地元密着の丸井』を印象付けたい」と意欲をみせている。 |
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| ■ 市青少年科学館も、民間の発想が大ヒット | |
退職教員を中心に組織するNPO法人・科学とものづくり教育研究会(通称かもけん)が11月1日から、室蘭市青少年科学館(小川征一館長)の管理運営を開始し1カ月がたった。子供たちの体験を重視した手づくり教材、新企画など思い切った民間発想の導入は”大ヒット”。入館者数は平成に入ってからの同月比で2番目、昨年と比べ1・8倍の約4500人を記録するなど、市民の熱い支持を得たようだ。 かもけんの管理運営方針は、大型展示物を中心としたハード路線から、子供たちが壊すことを気にせずに五感を働かせて体験できるソフト路線への転換。ものづくりの楽しさを伝える手づくり教材や体験展示ブースをそろえた。 入館者数は計4539人で、16年度同月と比べ1・8倍、同年度最多だった2月の4001人も超えた。11月同月比では平成に入り元年の約4900人に次ぐ。これまで11月は1000、2000人台が通常。初イベントを催した祝日(文化の日)の3日は、1日で約1400人を記録した。 入館料(70歳以上、中学生以下は無料)収益も順調な伸びをみせ、昨年同月の約19万円と比べ、約2・5倍にあたる約47万円の売り上げだった。11月―来年3月で約80万円を目標に定めていたが、1カ月足らずで5割をクリアした。 小川館長は「とりあえず幼稚園前後の年齢にターゲットを絞ったが、親子が一緒に訪れ楽しんでくれたのが入館料増につながった。市民が待ち望んでいた方向と私たちの夢が合致した結果」と分析している。 「ニーズに一層耳を傾け、展示や教材の早い更新など柔軟な運営を心掛けたい」と語る同館は、12月23―25日の3日間、初イベント「プラネタリウム・クリスマススペシャル投影」を企画。 約6000個のキラキラ星を見ながら、ギターやオカリナの生演奏をBGMで楽しんだり、同館職員手づくりのコンピューター演出ビデオや工夫を凝らした照明がムードを盛り上げる。親子に限らず若者にも受けそうな企画。投影は午後1時半、午後3時の1日2回。ホットケーキと紅茶のセルフサービス付き。1日から同館で整理券を発行する。 |
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| ■ PCB施設アクセス道路、きょう供用開始 | |
間もなく着工する、PCB(ポリ塩化ビフェニール)廃棄物処理施設北海道事業所(室蘭市仲町、新日鉄室蘭製鉄所構内)につながる、室蘭市御崎町の市道からの運搬用道路がほぼ完成し、1日から供用開始する。 御崎町1の市道から、室蘭市清掃工場跡地(現PCB処理情報センター建設中)を経て、仲町のPCB廃棄物処理施設につながる延長約550メートル、道幅6メートルの舗装道路。処理事業は平成19年春から試運転スタートにあわせて、道内、東北など15県から運搬車両が利用する。 処理施設は年内に着工するが、建設時の資材運搬などに車両が通行するため、先行して道路整備を早めた。道路の両脇には高さ1・8メートルと、3・5メートルの2種類のフェンスを立てており、環境に配慮したアクセス道路にした。 PCB処理施設の建設工事は、道の廃棄物処理法に基づく処理施設設置の許可を待って、年内に着工する予定。 |
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| 登 別 | |
| ■ 「のぼ・ねっと年末号」発行、特典さらに | |
登別商店街活性化事業推進委員会(横尾逸郎委員長)のクーポン情報誌「のぼ・ねっと年末号」が30日、発行された。秋号に続く第2弾で、今回は特典をパワーアップ。「見るから使う」を目標に内容を充実させた。 同誌は割引やプレゼントなどマル得情報を載せて無料で配布し、来店客アップと売り上げ増につなげるのが狙い。登別、登別温泉、幌別、鷲別など市内全地区がまとまって年2回発行(1回2万部)。コンビニエンスストアはじめ市役所各支所、市民会館、空港、JR駅、バス、フェリーターミナル、銀行などに置いている。 年末号はA4判、15ページ。今回もビール1杯サービス、1000円以上買い上げで10%引き、眼鏡レンズ50%引き、夜のメニュー全品20%引き―といった盛りだくさんの情報を詰め込んだ。 特に目立つのは、年末大売り出しに合わせ登別商店会が見開き2ページで「2005レシートラリーdeBINGO」を掲載。今月10日から来年1月10日までの間、レシート5枚を集め台紙に張って応募すると、抽選で東京ディズニーランドペア招待など総計300本が当たる。 協同組合登別中央ショッピングセンター・アーニスは1ページを使用。きょう1日から31日まで「年末大創業祭」と銘打ち、全商品10%引き、粗品プレゼント、ソフトクリーム50円引きなどを載せた。 特典のうち100通の応募を超え人気だった「クロスワードパズル」は、登別グランドホテルペア宿泊券1人、アーニス商品券(5000円)3本と、前回(3000円)に比べ金額を増やし、宿泊券も用意した。 「レシート懸賞」が初登場。のぼ・ねっとのクーポン券を利用して買い物や食事などをした際のレジペーパー(レシートか、それに代わるもの)を官製はがきに張って送ると、第一滝本館と登別石水亭のペア宿泊券各1人、やきとり一平ゆうパック、四季旬彩「和か菜」食事券(5000円)各3人、登別マリンパークニクス、のぼりべつクマ牧場、登別伊達時代村の入場券が各3組に贈られる。 事務局を務める登別商工会議所では「聞き取り調査で正確ではないが、11月20日現在、前回のクーポン券は約300枚使われているようで、1回目としては手ごたえはまずまず。多くの企業・事業所、店舗などの協力で作られており、どんどんご利用を」と勧めている。問い合わせなどは同商議所(電話85局4111番)へ。 |
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| 伊 達 | |
| ■ 「田園せきない」、来年10月着工へ | |
伊達建設事業協同組合(笹山智市理事長)は30日、西胆振農業センター跡地を活用する優良田園住宅建設事業の計画概要を発表した。伊達市のプロポーザル(企画提案)募集で、優先交渉権者に選ばれており、市による用地譲渡価格の決定、合意に基づく覚書を締結した上で、来年10月をめどに造成工事に着手したいとしている。 笹山理事長、小松幸雄副理事長らが伊達建設産業会館で会見し、採択された事業計画提案書の概要を説明した。 事業計画案は「田園せきない」(仮称)。東関内町の同センター跡地6万平方メートルを取得し、1期、2期合わせて81区画のゆとりある宅地を造成、販売する。総事業費は約5億5000万円。 北海道や伊達市の移住定住プロジェクトの一環と位置付け、豊かな自然、温暖な気候、歴史と文化、都市機能を生かしたスローライフを楽しめる田園住宅街を建設し、首都圏や道央圏からの移住者を呼び込む。 着工に向けては不動産鑑定士による鑑定評価、建設計画履行にかかわる覚書締結、優良田園住宅建設計画認可申請、開発行為許可申請、農地転用許可申請、譲渡用地仮売買契約締結、市議会の議決、本契約締結などの手続きを必要とする。同事業協組はこの間に宅地建物取引業の許可を取得する。 笹山理事長は「伊達市の振興、発展に結び付き、組合員や地域の建設関連産業、商工業の活性化にも寄与する計画であり、組合の総力を挙げて取り組んでいきたい」と意欲を示した。 |
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| 壮 瞥 | |
| ■ 火山噴火を再現、壮瞥で火薬爆発実験公開 | |
壮瞥町の上久保内町営牧場で30日、火薬を爆発させて火山噴火を再現する公開実験が一般に公開され、町民や報道関係者が見守る中、遠隔操作する無人移動観測ステーションの間近で、地表の土砂がごう音とともに吹き飛んだ。 文部科学省の補助を受け国内の研究機関合同で取り組む特定領域研究「火山爆発のダイナミクス」の谷口宏充・東北大学東北アジア研究センター教授を中心とするグループが実施した。 噴火によって起きる地表での現象データを最新観測機器でとらえるのが目的で、実験場となった牧場には、研究者はじめ町民や報道陣ら約30人が集まった。 500グラムから2キロまでの火薬量を段階的に爆発させる実験では、研究グループが開発した無人探査移動ステーション(MOVR)が利用され、人間が近づけない危険区域から、カメラによる画像や空気の振動などの科学データを後方の基地に送信。爆発の際はごう音とともに地面が揺れ、高さ15メートル、半径50メートルにわたり土砂が飛び散り、直径2ー3メートルのクレーターが出現、「本物」に迫るすごさだった。 |
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| 白 老 | |
| ■ 陣屋資料館の上半期入館者、同期比で微増 | |
白老町の仙台藩白老元陣屋資料館(坂本譲館長)の平成17年上半期(4―9月)の入館者は4975人で、2回の特別展開催などで微増ながら前年同期比1%増と好調だった。来年1月には初めての新春特別展を開催する。 同館では上半期、2回の特別展を開催。4月29日―5月22日は、テーマ展「仙台藩資料展〜刀と陣羽織〜」を開き、仙台藩お抱えの刀工の本郷國包、余部安倫らが制作した刀六振りや拵(こしらえ)のほか、五代藩主の伊達綱宗が着用した陣羽織や藩札など20点余を札幌、伊達から借用して展示。延べ861人が入館した。 また、7月22日―8月14日は夏のテーマ展「幕末の松前藩〜戸切地陣屋、館城を中心に〜」を企画。松前藩の北方警備のために築かれた戸切地陣屋(1856年、上磯)や厚沢部に移築された松前城の生い立ちなどを紹介したほか、戸切地陣屋から発掘された茶碗「箱館焼」や輸出用の焼酎瓶「コンプラ瓶」、戸切地陣屋で発掘した「炭化米」など民具を中心に164点が紹介された。入館者は1000人を数えて盛況だった。 同館では、落ち込み気味の入館者を多彩な企画展で確保しており、来年1月7日―2月12日には初の新春特別展「松前藩」を開催する。 |
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| 苫小牧 | |
| ■ 28年の歴史に幕、ダイエー苫小牧店閉店 | |
産業再生機構がダイエー本社に対して進める再生計画を受け、ダイエー苫小牧店(苫小牧市表町)は30日に閉店。28年間にわたる店舗営業の幕を下ろした。”最後のご奉仕”となる「閉店売りつくしセール」最終日のこの日は、大勢の買い物客が訪れ、苫小牧の商業界を4半世紀以上にわたって支えた同店との別れを惜しんでいた。 「セレモニーも行わず粛々と営業する」(ダイエー本社広報)最終日だったが、開店時間の午前10時となると、買い物客が続々と入店。大幅割引となっている衣料品や日用雑貨、装飾品などを買い求めていた。 また、通常より3時間早めた閉店時刻の午後6時を過ぎると、名残を惜しむ大勢の市民が見守る中、南方宏幸店長が「28年間のご愛顧、ありがとうございました」とあいさつ。入居する商業ビルの「サンプラザ」、ともに駅前の商業界を支えてきた同市商店街振興組合連合会などから花束が贈られた。 29歳の娘がいる同市内の女性(55)は「入学式や運動会など、子供の成長に合わせて服を買った。閉店は何かが込み上げてくる。非常に寂しい」と話していた。 同店は昭和52年に開店。「サンプラザ」全体の4割強を占める核テナントだったが、ダイエー本社は「早期の黒字化は困難」と判断。今年9月に閉店を決めた。 JR苫小牧駅南口では丸井今井苫小牧店(今年10月23日閉店)に続く大型店の撤退。桜井忠市長は「非常に残念。今後は後継テナント誘致、従業員の雇用などについて引き続き対応を求めたい」としている。 |
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| 2005年12月1日付夕刊より |
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| 室 蘭 | |
| ■ ストーリーテリング講座が終了 学校などで読み聞かせ | |
室蘭・鉄ン子文庫(川村孝枝代表)が主催する語り手が暗記した物語を話す「ストーリーテリング」の実習講座が、このほど終了した。全19回開催し、思いがこもった話し方など子供たちを物語の世界に引き付ける話術を磨いた。受講者たちは今後、それぞれの現場で子供たちへ還元していく。 同講座は、独立行政法人・国立オリンピック記念青少年総合センターの「子どもゆめ基金」の助成を受けている。室蘭や穂別、札幌の読み聞かせグループのメンバーや図書館職員など約40人が参加した。 8月22日を皮切りに毎月2回、午前と午後に講座を開催した。内容は、昔話やファンタジーなど読み物を暗記し、本州から毎回来蘭する講師の前で、本を見ずに発表する実習が中心。感情がこもった声の出し方やストーリーを正しく紹介するための物語のとらえ方などに理解を深めた。 特に、言葉を単に暗記するのではなく、頭の中で映像として思い浮かべることが覚えるポイントという。川村代表は「感情が表れ、聞き手に伝わる」と指摘する。人形劇やパネルシアター(はり絵話)も学んだ。 札幌市の主婦、小野妙子さんは「先生の指導や参加者の語りを聞いて、話し方のポイントが理解できた。普段から読み聞かせしている小学生に、磨いた技術を還元したい」と目を輝かせる。川村代表は「これで終わりではなく、仲間に広く伝えてほしい。映像により、子供の読書離れが進んでいる。子供たちに向けて、本を好きになってもらえるよう働き掛けてほしい」と話している。 |
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