16年4月29日付朝刊より
◎本年度の室蘭市行政・政策課題は82件
室蘭市は平成16年度に取り組む82件の行政・政策課題を取りまとめた。このうち、複数の部署にまたがる課題に早急に対応するため、21の推進チームを編成した。各部長職に強いリーダーシップを求め、組織力を発揮させて行政課題の早期解決と実現を目指す。
室蘭市が抱える行政、政策課題にスピードを上げて対応するため、各部が行政課題をリストアップした。全部署が共通で取り組む課題として、(1)人口定住対策(2)市民の目線に立った事務事業の見直し(3)収納対策強化(4)ホームページ更新の徹底―など6項目を挙げた。
全項目82件のうち、早期の対応が必要で複数の部署にまたがる課題21件について、課題別の推進チームを編成した。議論を効率的に進めるため、人数は7人程度。各課題の現状と問題点、推進体制、目標時期を明確にし、担当部長にリーダーシップを求め課題の解決を図る。
推進チームが編成された主な課題は、中島・東サービスセンター(SC)の統合と会館存廃、墓園管理手数料の永代管理化、旧システムアカデミーの取得と活用方法、労働会館の廃止、室蘭開発とエンルムマリーナ室蘭の合併、消防祝津出張所の入江支署統合、学校統廃合・改築計画、コミュニティーセンター再検討の結論―など。
中島・東SCの統合は、JR東室蘭駅西口側の駐車場不足問題と絡めて年度内に結論を出す方針。労働会館の廃止は、現入居者の取り扱いや施設の活用とシステムアカデミーの取得を合わせて協議する。学校統合・改築計画は、12月までに学校名を明らかにした具体的な計画を定める方向で協議する。
豊島良明総務部長は、「これまで長い時間、積み残してきた課題や、重要案件、難題が多く含まれている。これらの行政課題に組織力を生かして積極的に協議し、目標を持って早期解決、実現につなげたい」と話している。
◎5年ぶりに「屋台村春まつり」 室蘭で2−5日開催
室蘭市絵鞆町の観光スポット、屋台村は大型連休期間中の5月2日から5日までの4日間、「屋台村春まつり」を開催する。同村としての大規模イベントは白鳥大橋が開通した平成10年以来5年ぶり。フリーマーケットやライブ演奏などを準備、「ぜひ楽しんで」と来場を呼び掛けている。
屋台村8店舗の店主らで構成するむろらん屋台村親睦会(加藤おさむ会長)が主催する。3月初旬の出店者会議で「何かイベントはできないか」と発案。屋台村施設を管理する日新産業=室蘭市海岸町=の協力で、大型連休に合わせての開催が決まった。
期間中は屋台村前の広場を会場に、フリーマーケットやよさこいソーラン、カラオケ大会、ライブ演奏などを開催する。
加藤会長は「景気低迷で活気のないマチに元気を与えたい。観光客向けと思われがちだが、地元住民の利用も多い。この機会に広く室蘭市民に屋台村を知ってほしい」と来場を呼び掛ける。
名物くじらん焼きの「恵友」は「くじらん焼きを知っていても食べたことがある市民は少ない。ぜひ食べに来てほしい」と期待。ラーメンの「かもめ家」は「久しぶりの村主催のイベント。今後も続けたい」と意気込んでいる。
期間中のイベント日程は次の通り。
◇2日▽フリーマーケット(10時―15時)
◇3日▽カラオケ(10時―15時)▽よさこいソーラン・室蘭ルネッサンス(12時)
◇4日▽カラオケ(10時―15時)▽橋本流地獄太鼓(15時)
◇5日▽室工大生のバンド演奏(14時―17時)
同親睦会は、2日のフリーマーケットの出店者を募集している。出店料は500円。申し込み、問い合わせは日新産業(0143−22局1121番)か、屋台村ジェラードクラブ(0143−27局0011番)へ。
◎母恋、東室蘭駅で「母の日」記念乗車券発売へ
5月第2日曜日の「母の日」にちなんだJRの記念乗車券が、5月1日から東室蘭駅と母恋駅で発売するほか、東室蘭駅で予約を受け付ける。
母恋の「母を恋する」にかけて、10年以上前から特別の乗車券を作り、売り出している。今年の図柄はカーネーションに囲まれているお母さんの人形と「おかあさん、いつもありがとう」の感謝の言葉を添えた。5000枚の限定販売だ。
乗車券の乗車区間は母恋から東室蘭まで。価格は同区間の運賃の200円。有効期間は1日間で、母の日の9日以降に利用できる。
予約は電話と郵便で受け付ける。郵送の場合は200円の郵便為替と返信用封筒を同封して送るとよい。申込先は室蘭市東町2−29−4、JR東室蘭駅(電話は0143−44局5716番)へ。
◎きょうからクマノミ特別展 登別マリンパークニクス
【登別】登別マリンパークニクスで29日から、ディズニー映画にも登場し、すっかり人気者となった「クマノミ」の特別展がスタートする。ゴールデンウイークに合わせて展示され、来館者に喜ばれそうだ。
クマノミは日本では本州以南の海に住むスズメダイ科の魚。ディズニー映画「ファインディングニモ」に登場して以来、高い人気を集めている。その生態は、普段イソギンチャクに身を隠して敵から逃れる代わりにイソギンチャクに餌を運ぶなど弱肉強食の自然界にあって共生のモデルとされている。世界各地では28種類にも及ぶクマノミが確認されている。
ニクス城4階に小型水槽10基を新たに設置し、映画の主人公「カクレクマノミ」をはじめ、同水族館生まれの「ハマクマノミ」の幼魚と成魚など9種類30匹が元気いっぱい泳ぎ回っている。
危険を察知するとイソギンチャクの陰にさっと身を隠すなど興味深い動きを見せ、連休を迎え、子供たちの話題を集めそう。展示は6月30日まで。
◎「三愛病院FC」が室蘭社会人サッカー連盟に加盟
【登別】登別市中登別町の「三愛病院」職員でつくる社会人サッカーの「三愛病院FC」(木村恒監督、17人)がこのほど誕生、室蘭社会人サッカー連盟に加盟した。4部からのスタートとなるが、「上位を目指し、野球部に負けない伝統を築きたい」と全員大張り切りだ。
同病院には全国大会にも出場している野球部があり、その名をとどろかせているが、一方で高校時代にサッカーをしていた職員も徐々に増え、チーム結成の機運が盛り上がった。
監督兼選手の木村さんは鳥取県で開催された「わかとり国体」への出場経験があり、そのほか全道大会出場者も多く、この14日に正式に社会人チームに名を連ねた。
登別大谷高校グラウンドを借り、仕事が終わった午後5時半から週2回(火曜、木曜)練習。土曜か日曜に試合を組んでおり、加盟前の昨年は社会人4部のチームに8―1で圧勝、今年は社会人の旭川チームに3―0で快勝したが、登別大谷高校サッカー部との試合では0―3で敗れた。
平均年齢は22.8歳で、まだチームができたばかりなため調整段階だが、35チームで争う室蘭リーグ(1―4部で構成)では、まずは4部で優勝。3部、2部と勝ち上がって「1部で優勝を」とやる気満々だ。
総監督を務める千葉泰二院長は「福利厚生の一環でつくったが、子供から社会人まで、サッカー活性化の一助になれば」と部員にエール。木村監督は「練習のほか個々に体力づくりを行うなど、みんな大張り切り。負けずぎらいで、まずは1部で優勝し、三愛病院は野球もサッカーも強いと言われるようになりたい」と燃えている。
◎洞爺・財田キャンプ場、6月オープン予定2施設公開
【洞爺】洞爺村水辺の里・財田キャンプ場の二期工事で環境省が整備した、体験観光メニューを提供する「自然体験ハウス」の内部と隣接する水車小屋「ふれあいの家」がこのほど公開された。
両施設とも自然エネルギーを取り入れた環境型モデル施設。ソーラーパネルによる発電や地下水の熱交換ができるヒートポンプを活用した冷暖房を完備している。
自然体験ハウスは、ビジターセンターの機能を持たせ、国立公園を紹介するプラズマテレビや洞爺湖の立体模型が置かれ、クラフトづくり体験や、そば、うどん打ちが体験できる作業室を完備。ログハウス風の外観で、内部も木目を基調に明るい雰囲気に包まれている。
ふれあいの家は、水中ポンプで地下水をくみ上げて水車を回し、きね臼やひき臼での製粉も可能。いろりを囲む部屋も設けられた。水車から流れる川の先には水生生物が観察できるビオトープも設置された。
村では「自然体験メニューを整備し、6月にも本格オープンさせたい」とし、準備を進めている。
◎洞爺湖ロングラン花火大会が始まる 光と音の競演
【洞爺湖温泉】第23回洞爺湖ロングラン花火大会(洞爺湖温泉観光協会主催)が28日、虻田町洞爺湖温泉で始まった。今年も10月31日までの期間中、光と音の競演で夜空を彩り、観光客らを楽しませる。
ロングラン花火大会は、道内有数の観光地・洞爺湖温泉の呼び物。今大会予算は1億7500万円。8月の昭和新山火まつりを除く10月31日までの187日間、連夜にわたって約400発の湖上花火を打ち上げる。
開始時間は例年と同じ午後8時45分。1回の打ち上げショーは約20分間を予定している。
初日のこの日は雨模様の中、午前中に洞爺湖温泉観光協会関係者らが安全祈願祭を行い、期間中の無事故と千客万来を願った。
花火大会は予定通りスタートし、春本番を迎えた洞爺湖の上空に大輪の花を咲かせ、湖畔の見物客やホテルの宿泊客らを魅了した。
大型連休中の宿泊予約は順調で、曜日配列に恵まれた5月1−5日は各ホテル、旅館とも「満室」「ほぼ満室」の状況。「温泉入浴でくつろいでもらい、花火見学や洞爺湖、有珠山観光で楽しんでもらいます」としている。
◎白老駅のふれあいステーションフレンズ、売り上げ順調
【白老】白老消費者協会(野田頭正道会長)がJR白老駅に開設した売店「ふれあいステーションフレンズ」が28日で開店1周年を迎えた。売り上げも順調で、メンバーも今後の運営に張り切っている。
売店が設置されたのは、観光協会が観光案内に活用しているキヨスク跡。町内福祉施設やまなびあいバンク登録団体の製品のほか、ガム、図書類、コンブやビーフジャーキなどの地産地消商品なども販売している。
1年間の売り上げは約700万円、「ビーフジャーキやアイヌ文様の切手などが売れ筋です」(同店)。28日は1周年を記念して、先着100人に地場産の卵が贈られていた。
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白老町消費者協会、ふれあいステーションフレンズはこのほど、駅利用者を対象にした観光アンケートを実施した。白老町の印象について81.6%が「再度来てみたい」と回答している。
アンケートは昨年6月20日から今年3月17日まで行われ、103人(男46人、女57人)分を集計した。回答者は道内21人、道外74人(不明8人)。
見学場所で多かったのはアイヌ民族博物館の75人がトップ。次いで温泉14人、仙台藩陣屋資料館11人、白老牛の店6人などの順。
白老の印象では、53.4%、お土産では31%が「よい」と回答。町民の対応では71.8%が「よい」と答えている。
「あなたが望む白老の観光」については「駅でアイヌ民族博物館の説明が分かるように工夫を」「ポロトコタンへのシャトルバスを出すべきだ」「観光案内板が欲しい」などの意見があった。
アンケート結果は町や観光協会、商工会に配布、まちづくりの資料として活用してもらう考えだ。
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