(4月14日付朝刊より) ◎室蘭ゴルフ倶楽部で開かれる女子オープンゴルフ選手権開催へ向け、構成団体が固まる   今秋に室蘭ゴルフ倶楽部(室蘭市崎守町)で開かれる、第34回日本女子オープンゴルフ選手権 (日本ゴルフ協会主催)開催へ向けた地元協力委員会の構成団体が固まった。同倶楽部を中心に室蘭 市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会が手を取り合う。  同倶楽部の下村進支配人によると、通常はゴルフクラブ単独での受け入れがほとんどで、地元を挙 げての協力態勢は「非常に珍しい」という。5月中旬には設立総会を市内のホテルで開き、活動をス タートさせる方針。  コース管理、キャディー、施設管理、輸送対策、ボランティア、広報の6部会と事務局を設ける。 事務局(10人)には関係団体4者が入る。主催者との折衝をはじめ、交通対策上の地元警察署との 話し合い、接待、表彰式関係を担当する。  各部会(約50人)は同倶楽部メンバーが担当。練習場の管理からキャディー・ボランティアの募 集・教育、チケット販売などを行う。広報部会は記念誌の編集も行う。観客の受け入れに約3千台分 の駐車場を確保しなければならず、予定している祝津町の港湾部用地からの輸送手段の手配も重要な 役割だ。  本道開催は10年ぶり2度目。不動裕理選手ら日本のトップ132人が参加する。4日間の開催で 延べ1万5千人ほどの見込み。NHKのテレビ放映もあり同倶楽部、自治体のPRにも期待が高まっ ている。5月9日に主催者の競技委員長らが訪れコースレイアウトを決定する。 ______________________________________________ ◎室蘭市祝津町の屋台村前に早くも、こいのぼりがお目見え         端午の節句を前に、室蘭市祝津町の屋台村前に早くも、こいのぼりがお目見えした。海からの春風 を受け元気に泳ぐ8本のこいのぼりは、2基の風力発電施設とともに祝津地区の「風そよぐ風景」を 演出、訪れる観光客の目を引いている。  カラフルなこいのぼりで景観をアップし集客効果を高めよう―と、室蘭開発が初めて企画した。社 員から不用になったこいのぼりを集め、11日に飾り付けた。金や赤、青の『こいの親子』が観光地 に彩りを添えている。  寒冷前線の通過後、晴れ間が広がった13日も、青空の下で風をいっぱいに受け遊泳。この日の室 蘭の最高気温は平年並みの8・5度まで上がり、店開きしている屋台村の関係者も、観光客のにぎわ いが戻る春本番を心待ちにしていた。 ______________________________________________ ◎有珠山噴火で中止になった「胆振西部ぐるっと1周クイズラリー」が7月20日から実施される  昨年有珠山噴火で中止になった「胆振西部ぐるっと1周クイズラリー」は、今年7月20日から 10月31日までを実施期間とすることが、13日の9市町村で構成する実行委員会担当者会議で決 まった。  広域連携による観光振興を目的に一昨年、室蘭、登別、伊達、虻田、豊浦、壮瞥、白老、洞爺、大 滝の3市4町2村参加のスタンプラリーが、3カ月間にわたって繰り広げられた。  好評を得て賞品抽選に2500通の応募があり、経済効果は2千万円を超えた。昨年は有珠山噴火 で中止となり、東京、大阪へ出向いて復興PRを展開した。  13日午後、旧室蘭駅舎で開かれた担当者会議には9市町村の観光担当者12人が出席。実施期間 を決め、ラリー方法などを検討、次回の担当者会議で内容を固めることを確認した。  クイズラリーはスタンプラリーの手法を踏襲しながら、クイズ形式にするのがミソ。9市町村3カ 所ずつ、計27カ所の観光施設などに文字スタンプを設置、そのうち各市町村のいずれか1カ所ずつ でスタンプを押印、9市町村すべての文字を集め、並べると答えが表れる。その答えをパンフ裏面の はがきに書いて応募、抽選で各種賞品がプレゼントされる。  9市町村は、同事業の分担金を13年度予算に計上しており、近く胆振支庁にも道負担金を申請す る。パンフレットは5万部、ポスターは300枚作製する予定だ。 ______________________________________________ ◎「らんフェスタ赤平2001」で、室蘭の三ツ村さんの作品が大賞に輝く  赤平市で開かれた「らんフェスタ赤平2001」(同実行委員会主催)で、室蘭のラン愛好家団体 「室蘭オーキッドクラブ」(松田登会長、17人)の会員、三ツ村豊さん(46)=室蘭市高砂町、 自営業=が最高の大賞に輝いた。このほか、同クラブからはブルーリボン賞に阿部裕二さん、奨励賞 に松田登さんと西村護さんも選ばれ、喜びに包まれている。  同フェスタは、閉山対策の一環としてランの生産に取り組んでいる赤平市が知名度アップのために 初めて開いた。道内の愛好家から約440点ものランが寄せられ、3日間で約2万7千人が訪れるな ど、道内最大級のコンテストとなった。  審査は栽培技術などを重要視するリボン審査で行われ、カトレア、パフィオペディラム、その他の 3部門ごとに優秀作品が選出される。三ツ村さんはパフィオの王と呼ばれる「ロスチャイルディアナ ム」を出品。同種では驚異的という34・5センチもの大きさまで花を開かせ、高い評価を受けた。 「今年は世界らん展(2月)への出展準備で、十分に管理できない時期もあったので、まさか選ばれ るとは」と予想外の受賞に、驚きと喜びでいっぱいのよう。  同クラブでは今月26日から30日まで、丸井今井室蘭店で作品展も開催する。「ランの魅力を十 分に引き出した展示会を企画しているので、ぜひ来場を」と呼び掛けている。 ______________________________________________ ◎アイシン精機E&E事業部が、土地と建物を正式に取得「登別事業所」として生産を始める  【登別】登別市千歳町に主力工場を置くハイテクベンチャー企業、エコ・トゥエンティーワンの前 身となるサーモボニックと業務提携、委託を受け同敷地内でペルチェモジュール(熱電変換デバイス) を生産してきたアイシン精機E&E事業部は同所の土地、建物を正式に取得、「登別事業所」(仮称) として今月から独自の拠点で生産を始めた。光通信の普及で昨年から出荷数が急激に伸びており、 「地元に貢献する企業に」(同事業部)と話している。  アイシン精機(本社愛知県)は自動車部品を基盤とする大手企業。このうちE&E事業部はエネル ギー、環境関連の事業を担当。登別では平成6年、依頼を受けサーモボニックと業務提携。土地、建 物を借り、共同契約を交わす中、生産を始めた。  同事業所で生産するペルチェモジュールは、直流電流の方向や大きさを変えることで冷却・加熱の 温度制御を行う装置。ノンフロンで無振動・無騒音、小型・軽量で精密な温度コントロールが可能な どの特徴がある。スタンダードタイプ(スモールサイズからラージサイズまで各種)とユニットタイ プの2つのタイプを生産しているが、今はスタンダードタイプが主力。  生産量もスタンダードタイプが平成七年度に年産約4万3千個だったが、11年度は8万個弱、 12年度は約20万7千個と急激に増加した。同モジュールは保冷米びつ、ビールサーバー、冷温庫、 冷水器などのほか、光通信のレーザーダイオードにも使用、インターネットの普及に伴い、高速で画 像などを送る光通信の伸びなどにより、一気に需要が増した。  従業員も昨年4月の38人から71人に増員。現在、月産3万個ペースだが、13年度は前年度の 倍増を見込んでいる。 ______________________________________________ ◎「都市計画マスタープラン全体構想」がまとまり、登別市が概要版を作製する  【登別】平成14年度の策定を目指す登別市まちづくりアクションプランは「都市計画マスタープ ラン全体構想(素案)」が12年度でまとまり、市は概要版を作製。5月1日号の広報で全戸配布す る。  まちづくりアクションプランは1都市計画マスタープラン2景観形成基本計画3緑の基本計画―の 3本柱で構成。「都市計画マスタープラン」は「全体構想」と、地域ごとの「地域別構想」の2本立 てからなり、市民で組織する「まちづくり市民会議」で活発な論議を重ねてきた。  素案は、「語らいからはじまる新しいまちづくり―人と自然、人とまち、人と人の新しい関係づく り」を理念に掲げ、まちづくりの目標に@豊かな自然にとけこんだ緑あふれるまちづくりA都市の機 能が整った活気にあふれるまちづくり―などを挙げている。国際観光都市にふさわしく「来訪者との 交流をはぐくむまちづくり」も掲げている。  概要版はA2判の4つ折り。プランの理念、目標、将来イメージ、将来のマチの形態、7つの方針 を、写真やイラスト、図を織り込みながら、コンパクトにまとめている。  概要版は2万1300部作製した。13年度は地域別構想の素案づくりなどに入る。 ______________________________________________ ◎「第5回全国マリンスポーツフェア」が7月8日から胆振地区を会場に開かれる  【白老】第5回全国マリンスポーツフェアが7―8月、胆振地区を会場に開かれる。白老町では7 月8日、「白老マリンフェスティバル」と題して、白老港周辺でビーチバレーボール、モーターパラ グライダー体験などの多彩なイベントが組まれる予定だ。  同フェアは、文部科学省、道教委の主催。7月20日の「海の日」を記念して全国で開かれており、 今年は室蘭をメーン会場に胆振管内の海、湖のある11市町村で開かれる。  白老町では、体育協会、スポーツ少年団、マリンクラブなど10団体が中心となって準備を進めて いる。日程は国際姉妹都市のケネル市代表団が来町している7月8日に設定。会場は白老港インカル ミンタル広場や白老港東側の砂浜などが候補に挙がっている。  種目は今後の協議で決まるが、ビーチバレーボール、ビーチフットボール、スポーツフィッシング、 モーターパラグライダー体験、マリンボート体験、海岸ウオーキング(ウオークラリー)などが検討 されている。  また、当日のフリー参加も見込み、一般参加用の競技も検討されるほか、浜なべや焼き肉などが楽 しめる交流コーナーも設置されそうだ。  町教委では今月23日に実行委員会を立ち上げ、詳細の協議を進める考えだ。 ______________________________________________ ◎苫小牧駒澤大学に短期留学する韓国・翰林大学の学生が、苫小牧市役所を訪問   【苫小牧】苫小牧駒澤大学(大久保治男学長)に短期留学する、韓国・翰林(はんりん)大学の学 生14人が13日、苫小牧市役所を訪問。鳥越忠行市長と、留学にあたっての抱負や苫小牧の第一印 象などについて歓談した。  翰林大学は、韓国のほぼ中央、春川市にあり、留学する学生は、同大学日本語学科に通う3、4年 生、21―26歳までの男女14人。今月12日から7月19日までの約3カ月間、苫小牧駒澤大学 に籍を置き、日本語や日本文化などを学びながら、同年代の日本人大学生と交流を図っていく。  この日、留学生たちは、苫小牧駒澤大学の室本弘道・国際センター長らに引率され、市役所を訪問。 「少し寒い」など、苫小牧の印象を話しながらも、「今回の留学が将来に生かせれば」「日本の学生 がどのような考えを持っているのかを学びたい」など、留学中の決意を披露。鳥越市長も「言葉はも ちろん、日本文化も学び、苫小牧の学生と積極的に交流を図って」と激励していた。 ______________________________________________ ◎伊達漁港で本年度から国の水産基盤整備事業が進められ、多機能を備えた漁港整備を図る  【伊達】伊達漁港で本年度から国の水産基盤整備事業が進められる。およそ5年間で岸壁を沖出し して拡張、フィッシャリーナ、臨海公園など多機能を備えた漁港整備を図る。漁港規模は現在の倍に なる。総事業費は約63億円。うち伊達市負担は約5億2千万円。道は拡張整備を13年度から前倒 し着手する。  現在の伊達漁港は狭あいな上、沿岸の砂が港口にたい積し、漁船の航行に支障が出るなどの問題を 抱え、かねて伊達市は大規模改修を要望していた。国の水産基盤整備事業に決定したことで、大規模 な拡張整備が図られることになった。2000年有珠山噴火では有珠漁港の漁船が伊達漁港に避難、 拡張整備されることで有事の際には「避難漁港」としての機能も十分発揮できるとみられている。  総事業費は概算で、漁港が約55億円、遊漁船収容のフィッシャリーナ6億6千万円、臨海公園 1億6千万円の合わせて約63億円に上る。  延長100メートル以上の護岸や防波堤を新設することで、港口が沖合に移動、港口や航路にたい 積する漂砂問題を解消する。漁船の大型化に伴う係留施設や用地不足対策として、水域施設、荷さば き所用地の整備を行う。  埋め立てによる用地造成によって造られる臨海公園(120メートル×60メートル)は、多目的 広場として活用が図られる。また景観に配慮した遊歩道を周辺に設け、護岸まで散策できるようにす る。  フィッシャリーナは30メートル前後の係留桟橋が2本整備され、約60隻のプレジャーボートの 係留が可能になる。  13年度は4億5千万円の事業費が予算化され、道は西護岸延長150メートルのうち100メー トル、南防波堤延長190メートルのうち60メートルを整備する。 ______________________________________________ ◎洞爺湖ロングラン花火大会が2年ぶりに実施される  【洞爺湖温泉】道内有数の行楽地、虻田町洞爺湖温泉街は、28日夜に開幕する洞爺湖ロングラン 花火大会(洞爺湖温泉観光協会主催)で春観光の本番を迎える。ゴールデンウイークの初日とも重な り、2年ぶりに実施する同花火大会の光と音の競演が、遠来からの観光客らを楽しませる。  ロングラン花火大会は同温泉街の呼び物だが、昨年は有珠山噴火の影響で1発も上げることなく中 止された。第20回となる今年は「昨シーズンの中止分も含め、たっぷりと楽しんでもらいます」と、 1億7500万円の大会費用を計上。10月31日までの半年間、連夜にわたって約400発の湖上 花火を打ち上げる。  開始時間は例年と同じ午後8時45分。一回の打ち上げショーは約20分間を予定し、初日の28 日と5月3、4日には1尺5寸玉の水中花火がさく裂する。  ゴールデンウイーク中はこのほか、28日、5月3、4日に全国募集したボランティアによる同温 泉街のクリーンアップ活動が行われ、午後から入場無料の湖畔ライブが開かれる。出演するのは28 日がコブクロ、3日がBluem of Youth、4日が坂本サトル。  地元のボランティアガイドによる「火山説明ガイド」は、毎日午前11時から約30分間。集合場 所は洞爺湖文化センター。「あなたも活火山の有珠山を間近で眺めてみませんか」と呼び掛けている。 ______________________________________________ ◎福祉ファーム「農場たつかーむ」が、有機認証協会の技術的基準に適合し、認定登録される     【壮瞥】壮瞥町立香の福祉ファーム「農場たつかーむ」(高野律雄代表)が生産する有機農産物が、 NPO法人・北海道有機認証協会(本部旭川市)の技術的基準に適合し、認定登録された。農林水産 大臣が認可する同協会発行の「有機栽培農産物」のシールを張って販売することができる。  認定された有機農産物は、同農場が主力としている大福豆、トラ豆などの高級菜豆、タマネギ、ニ ンジンなど。生産行程管理者の技術的基準に適合し、これら有機農産物を栽培する5・85ヘクター ルの畑地とともに認定登録された。  同農場は昭和62年4月に開設。重度知的障害者らを雇用する福祉ファームとして運営しており、 当初から食味と栄養価に優れ、安心して食べられる有機農業による生産に徹してきた。同協会はこう した長年の取り組みを評価し、すべての畑作物を認定した。   同農場は認定登録に伴い、今月初めから各農産品に認定生産行程管理者としての名称を入れた「有 機栽培農産物」シールを張って販売をスタート。畜産品の主力、有機自然卵は認定の対象外になって いるが、高野代表は「農水大臣認可のシール貼付(てんぷ)により、野菜選びの安心基準をこれまで 以上に分かりやすく示すことができるようになった」と話している。 ______________________________________________ (4月14日付夕刊より) ◎詩人の光城さんと作曲家の七戸さんが室蘭八景をテーマにした歌を作る  室蘭のご当地ソングを世に送り出す名コンビ、詩人の光城健悦さん、作曲家の七戸賢一さんがこの ほど、室蘭八景をテーマにした歌を作った。1つ1つの八景にそれぞれ詞と曲が独立、マスイチ浜か ら始まり8つ目は大黒島で終わるメドレーバージョンとなっている。近くCDを発売する予定。  室蘭を題材にした歌は、曲名に「地球岬」が付いているものだけで8作あるが、八景がまとめて歌 になったのは初めて。年明けに「八景の良さを大事にしたい」と光城さん、七戸さんが意気投合、八 景を舞台に別れあり、出会いありの全編恋歌を仕上げた。  曲は演歌調とポップス調。CDでは室蘭のセミプロ歌手8人が歌う。らん蘭橋まつりの6月2日、 生歌がお披露目される。  金屏風(びょうぶ)、銀屏風を題材にした「屏風燦燦」の1番の歌詞は「風に吹かれて/エトモ回 れば/エンルム岬に/秋草茂り/船は日だまり/海は凪/入日燦燦/銀屏風/海鳥飛ぶ沖/いわし 雲」、3番に「情け知るたび/曳かれる癖が/イタンキ近く/逢瀬坂/暮れて一途に/恋思い」と情 景に艶(つや)っぽさが加わっている。  光城さんは「行政も住民も八景に慣れすぎて死語に近くなっている。もう少し大事にしてほしい」 と歌を契機に八景の良さ再発見を願っている。