(1月6日付朝刊より) ◎室蘭中央通り商店街の片側アーケードを改修、4月から工事へ  室蘭中央通り商店街振興組合(福積隆志理事長、六十九店舗)は、同商店街の片側アー ケード改修を決めた。4月から工事に取り掛かり、支柱や天井の取り替え、再塗装などを 施す。念願のアーケード改修に、同組合では「商店街のイメージアップを図り、商業活性 化につなげたい」と意気込んでいる。  店から軒を出したような延長約720メートル に及ぶ同商店街の片側アーケードは昭和48年に完成した。行燈(あんどん)や看板が設 置され、昼も夜も明るい「大町のサンロード」として親しまれてきた。しかし、建設後 27年が経過し、支柱の錆(さび)や天井の傷みなど、随所に老朽化が目立ちはじめ、 同組合では改修方法などを検討してきた。  計画によると、改修は支柱の補強、あるいは部分的な取り替え、天井部分の補修・張り 替えなどが主となる。一方、店舗に関係のなかった看板や行燈は撤去され、全面的に新し い看板に統一する。さらに、アーケード自体も再塗装してイメージを一新させる。  細部の改修については今後、組合員と協議しながら煮詰め、改修費などを算出する。工 事は4月から3カ月程度を予定。福積理事長は「懸案のアーケード改修が決まり、ほっと している。これを契機に、21世紀は大町の商店街が一層繁栄するよう、組合員が一致団 結して頑張りたい」と話している。 ______________________________________ ◎10連休中の室蘭市役所が一部窓口を開庁、特別態勢で住民対応    年末年始の正月休みで10連休中の室蘭市役所が5日、住民票の交付など一部窓口を開 庁し、特別態勢で住民対応に当たった。  休日条例と暦の関係で30日から8日までの超大 型10連休に入っている市が、「市民生活への影響を考慮」して窓口の一部を開いた。 本庁舎のサービスセンター職員約20人のほか、電算担当職員、窓口関係課の管理職員らが 出勤した。  窓口では住民票や印鑑登録証明書の交付や住民異動届の受け付けなどが行われ、午前8 時45分の開庁から待っていた市民らが続々と訪れた。自動車登録用に住民票の交付を受 けた市内の男性会社員(43)は、「(国、道など)の役所がやっているので、市役所も 当然開いていると思っていた。1カ月の3分の1も市役所に休まれたら大変ですよね」と 話していた。  この日は午後5時15分までに、348人が来庁。戸籍、住民移動の届出 72件、住民票、印鑑登録証明書などの交付480件の取り扱いがあった。 _____________________________________ ◎中央競馬場外馬券場・ウインズ開幕、ファン1万人新年の運試し  新世紀となった2001年の中央競馬開幕を飾る金杯レース(G1)が5日中山と京都 の両競馬場で行われ、室蘭市本輪西町の場外馬券場・ウインズ室蘭も「新年の運試し」と 訪れた、多くのファンでにぎわった。  建物正面に置かれた大きな門松が新春ムードを漂わせる中、詰め掛けたファンは大型ス クーリンに写し出される各レースの展開に一喜一憂。京都金杯では、ゴール前での激しい 2番手争いが演じられ、会場をどよめた。  ウインズ室蘭によると、この日の入場者数は 1万800人(昨年1万3100人)、売 り上げは1億2313万1000円(同1億4236万5800円)で昨年よりダウン。 関係者は今後の盛り上がりに期待していた。 ____________________________________ ◎室蘭工業大学主催、ロボットコンテストが丸井今井室蘭店で開催<  室蘭工業大学主催の第7回学長杯争奪ロボットサッカーコンテストがきょう6日から3 日間の日程で、丸井今井室蘭店を会場に開かれる。地元勢はじめ遠くは稚内市など、市内 外の総勢48チームが自慢の手作りマシンを駆り、新世紀最初の優勝を競う。  コンテストはA(中学生対象の有線操縦)B(中学生以上対象の無線操縦)C(高校生 以上対象の自立型ロボット)の3クラスの予選、本戦トーナメント形式。例年、アイデア を凝らしたロボットたちの熱戦が買い物客を楽しませている。  今回はAクラスが、最多の六チームエントリーの洞爺中を筆頭に、前回3連覇を逃した 白老中4、伊達中3、港南中2、以下、蘭東、成徳の計17チーム。前回の優勝、準優勝 TY102、TY201(共に洞爺中)も出場する。  Bクラスは計15チーム。地元の室蘭工業高校と室工大で多数を占めたが、4チーム参 加の苫高専や、稚内商工高の「道場63号G」が優勝をうかがう構図。製作の難しい自立 型ロボットでのCクラスは、強豪北大を含め前回より4チーム増の16チームで競う。  日程は次の通り。  ▽6日 開会式(午前10時半)に引き続きクラスAの予選と本戦 1、2回戦▽7日  クラスBの予選、本戦1、2回戦(同)▽8日 クラスC(午前10時半)、A、Bの本 戦準決勝以上。閉会式(午後5時) _____________________________________ ◎2001年カレンダー交換会がショッピングセンター・アーニスで開催  【登別】登別市中央町4の協同組合登別中央ショッピングセンター・アーニス(寺田新 一理事長)で5日、「2001年カレンダー交換会」が開かれ、市民らが自分好みのカレ ンダー入手に躍起となる光景を繰り広げた。  13年年始初売り企画の一環で、「気に入ったカレンダーを手に入れてもらおう」と今 年初めて行われた。交換会は、市民らが持ち寄った今年のカレンダーと会場にあるものを 100円で交換する方法で実施、益金は市社会福祉協議会に寄付される。  この日、アーニス広場には風景や和服姿の女性、動物などの写真や絵画をモチーフにし た約300点が用意され、開店と同時に市民が殺到する盛況ぶり。それぞれが“お目当て” を見つけると、自分が持ってきたカレンダーとチェンジ。さらに、そのカレンダーも別の 人の`お気に入りaになるなど、会場は大勢の人たちでにぎわっていた。 _____________________________________ ◎新登別温泉・いわたが女将さんにしたい有名人調査、1位に中村玉緒さん    【登別】登別市上登別町の「新登別温泉・いわた」がオープン6周年を記念して実施し た「新登別温泉女将(おかみ)さんにしたい有名人大募集」の結果が、このほどまとまっ た。  応募総数293点のうち、65点の応募があった女優の中村玉緒さんが第1位となった。 第2位は東ちづるさん(24点)、第3位は吉永小百合さん(22点)―という結果にな った。  応募者の中から、抽選で合わせて123人に、1泊2日ペア宿泊券や鬼っ子貯金箱など が贈られる。_________________________ ◎ポニー製菓が倒産、有珠山噴火関連で初  【虻田】民間の信用調査機関・東京商工リサーチ室蘭支店によると、菓子製造販売のポ ニー製菓(本社・虻田町、資本金5000万円、川越宏社長、従業員38人)が5日、2 回目の不渡りを出し、事実上倒産した。負債総額は約13億円。有珠山噴火関連では初の 企業倒産。  同支店によると、昭和46年創業の同社は、夕張メロンを使ったチョコレ ートやゼリーなどが評判で平成9年2月期の売上高は10億円を超えていたが、その後不 況の影響などで減少。さらに12年3月の有珠山噴火で生産中止を余儀なくされ、厳しい 環境が続いていた。 _____________________________________ ◎「みずうみ図書の家」仮再開に支援続々全国から善意の本届く  【洞爺湖温泉】同家は、町営温泉やすらぎの家、洞爺湖温泉小学校とともに有珠山噴火 による泥流被害に遭い、建物が全壊。1万数千冊あった蔵書のほとんどが流失した被害を 知った人たちから、再建に役立ててほしい―と指定寄付が虻田町へ届けられたため、町は 火山科学館の一角を改装、同月1日に再開した。  当初は500冊でスタート。道立図書館や出版社が協力を申し出たほか、北大大学院の 宇井忠英教授はじめ、道立理科教育センターの宮嶋衛次さんら地学系の研究者、学校の先 生から火山関連の専門書が届くなど“火口に一番近い図書施設”への応援の輪が広がり、 およそ1カ月で蔵書が1000冊を超えた。  また、国立国会図書館が2000冊の提供を打診してきているほか、出版業界の団体も 1000冊ほどの贈呈を申し入れており、いずれも受け入れ態勢が整い次第、送られてく る予定だ。  職員の武川直恵さんは「2度と手に入らないと思っていた『辻まこと』の ハードカバーが個人から贈られてくるなど、とてもうれしい事がありました。名作と呼ば れるものを中心に寄贈を受けています」と感謝。全国の温かい心に支えられた同家は、 住民のコミュニケーションの場としても順調な滑り出しを見せている。 ___________________________________ ◎有珠・虻田漁協、威勢良く初競りスタート  【伊達・虻田】伊達市内の有珠漁協(千石正志組合長)の初競りが5日、有珠漁港荷さ ばき場で開かれ、威勢の良い声が場内に響いた。  同漁協は昭和62年に市場を開設し、沿岸で水揚げされたカレイやホタテを中心とした 魚介類を扱っている。昨年は有珠山噴火で“魚が逃げた”と言われるほど漁が低迷しただ けに、関係者の間では「今年こそ」との願いが強い。  この日は組合員らが豊漁を祈願した後、初競りがスタート。運び込まれたホタテ、スケ ソウダラ、カレイ、ズワイガニ、生ノリなどを仲買人が争うように求めた。海が時化(し け)たこともあり、取扱量は例年の半分程度の約4トンだったが、新年の幕開けとあって 気持ちを新たにしていた。  また、虻田漁協でも初競りが行われ、カレイなど約500 キロが取引された。 ____________________________________ ◎胆振西部のトップを切り虻田消防出初め式  【虻田】西胆振消防組合虻田消防団(川南明則団長)の平成13年出初め式が5日、胆 振西部のトップを切って虻田町のあぶたふれ合いセンターで開かれ、団員らが「噴火復興 元年」の決意を新たにしていた。  同消防組合では、5町村の各消防団ごとに出初め式を 実施している。この日は制服、制帽姿の団員と西胆振消防署員ら97人が出席。今回は噴 火により多くの住民が仮設住宅で 暮らしている状況に配慮し、例年行っている車両パレードとサイレン吹鳴を自粛、式典の み行った。  午前11時からの式では永年勤続者を表彰した後、同組合管理者の長崎良夫 虻田町長が、噴火の混乱時にも家族と分かれて任務遂行に励んだ団員らに感謝。「噴火災 害から立ち上がるきっかけの年にしなければならない」と決意を示し、春先の泥流警戒へ も協力を求めた。さらに、来賓の小笠原紘一・胆振支庁長、井沢直行・北海道消防協会副 会長からも活躍をたたえられ、団員らは地域の安全確保に向け一層、士気を高めていた。  きょう6日は豊浦、壮瞥、あす7日は洞爺、大滝の各消防団と伊達市消防の出初め式が 行われる。 ____________________________________ (1月6日付夕刊より) ◎20世紀の自分からの手紙が16年ぶりに届けられた    新世紀が幕開けした今年の元旦、室蘭地方では20世紀の自分からの手紙が16年ぶり に届けられた―という人が相次ぎ、新年早々のうれしい便りが関係者を喜ばせている。  これは昭和60年に茨城県つくば市で開催された国際科学技術博覧会を記念し、郵政省 が企画。「科学万博ポストカプセル2001〜21世紀のあなたに届ける夢の郵便〜」と 題し、未来の自分や家族などにあてた手紙を全国から募った。  このうち、室蘭市輪西町の商店主、石井芳子さん(71)宅にも、2男の嫁あてに差し 出した手紙が届いた。石井さんが旅行会の仲間とつくば科学万博を見に行った際、「20 世紀の私から21世紀のあなたへ手紙を出してみないか」と誘われ、友人らと一緒にバス の中で書いたもので、「もうすっかり忘れていたので、年賀状と一緒に届いた時は、本当 にびっくりしました」。早速、当時一緒に旅行した白鳥台の平井信子さんらにも連絡し、 「ウチにも届いてたよ」と互いに喜び合い、思い出話に花を咲かせたという。  手紙には、この旅行の翌年に亡くなった夫や3人の息子への未来への願いが、便せん3 枚にびっしりとつづられていた。「こうして読み返してみると、当時のことが懐かしく思 い出され、笑ったり、涙がこぼれたり。でも、やっぱりうれしいですね」と石井さん。 「今年は何か良いことがありそう」と21世紀の幕開けにふさわしい、うれしい出来事に 喜びの笑顔を広げている。