(9月14日付朝刊より) ◎大和小との統合で、東園小グラウンドに新校舎  第3回室蘭市議会定例会は13日、本会議を続開し、一般質問で細川昭広(公明)、早坂博 (新政会)両議員が登壇した。この中で新宮正志市長は、大和小と東園小の統合問題で、「現東園小 のグラウンド側に新校舎を建設することを考えている」と適正配置計画に基づく新校舎の建設計画 を明らかにした。最短で平成15年4月の開校が想定される。早坂議員の質問に答えた。  早坂議員は、統合校とされている東園小の校舎について、「学校新設の要望が強く、新校舎を 建設すべきではないか」と質問。新宮市長は「現在の東園小は改築時期がきており、現時点では グラウンド側に新校舎を建てることで、できるだけ児童に負担をかけないようにしたい」との考え を明らかにした。建設場所の決定は「東地域小学校統合推進協議会との協議を踏まえる」とした。  今泉勁介教育部長は、「統合に関する地域との協定書が平成12年度の予算編成時期までに結ば れ、文部省に認められれば」との仮定で建設スケジュールを説明。計画通りに事業化された場合、 12年度に基本設計、実施設計、13、14年度に校舎を建設し、最短で15年4月の開校が想定 される。 ______________________________________________________ ◎「中心市街地」きょう正式発表  室蘭市は13日までに、国の中心市街地活性化法に基づく事業地区に中島と東町地区を一体とし て選定する方針を固めた。きょう14日に正式発表する。  同活性化法事業地区の対象となるのは、相当数以上の小売業者、都市機能が集積している(集積 要件)、商店街の空洞化が生じている(すう勢要件)、施策を講じることで当該市町村の発展に 寄与する(広域要件)などを最大限満たしている区域。  市は中心市街地活性化推進本部(本部長・内池宝助役)を組織化し、各商店街の振興計画、現況 などを考慮しながら、住民や商業者との懇談も続けてきた。中島地区は道路拡幅、再開発、河川事業 に着手。さらに、中島・東地区で連動してJR東室蘭駅の自由通路整備や街路整備事業に取り組ん でいる。  地区決定を受け、年度内に基本計画を策定。これを軸に、室蘭商工会議所などを中心にTMO (タウン・マネジメント・オーガナイゼーション=街づくり機関)を組織し、中心街の運営に当 たる。 _______________________________________________________ ◎「ビアレストランプロヴィデンス」の看板、道知事賞に輝く   室蘭市海岸町の地ビールレストラン「ビアレストラン・プロヴィデンス」の帆船をモチーフに した屋外看板が、平成ぬ11年度屋外広告物コンクール(主催・北海道屋外広告業団体連合会)の ネオン広告物部門で、最優秀賞となる北海道知事賞を受賞。地域を元気付ける新しい集客スポット の「顔」が、全道的に評価された。表彰式は今月17日、札幌の道中小企業会館プレストで行われる。  同レストランは、プロヴィデンス・ブルワリー(室蘭市海岸町、金本寛中社長)が経営、今年7月 8日にオープンした。帆船の屋外看板は、約200年前に室蘭港を訪れた英国艦船「プロヴィデン ス号」をイメージした。英国調の雰囲気を漂わせる建物2階の屋根部分に設置されている。  看板は、縦2・4メートル横3・8メートルのアルミ製。帆の部分は、木枠を使ってアルミパネ ルをたたき出す手法を用いて、風を受けた帆のイメージを演出した。  甲板からのスポットライトが帆を照らすほか、船体の「ブロヴィデンス」の文字部分に青く光る ネオン文字を使用。夜になると一層輝きを増す。 本年度は、室蘭市中島町の「プラザクボ」の看 板と、伊達市網代町と旭町の街路名及び商店街の案内看板が民間広告部門で、豊浦町浜町の町公営 住宅壁面レリーフが公共広告物部門で、それぞれ優秀賞を受賞した。 _______________________________________________________ ◎JR東室蘭駅が坂本とみさんに感謝状      JR東室蘭駅(小松正憲駅長)は13日、同駅西口前に時計塔を設置した室蘭市宮の森町3の 坂本とみさん76歳に感謝状を贈呈した。  坂本さんは13年間同駅の清掃業務を手がけた。当時から「駅に時計がなくて不便」と思って おり、退職後に年金をコツコツためて、時計塔を購入した。高さ4・7メートルのポールの先に直径 70センチの丸時計が付き、ポールには坂本さんの短歌が刻まれている。  贈呈式では、小松駅長が坂本さんに感謝状を手渡し、「坂本さんの心のこもった行為に感謝して いる。利用客にとって見やすい位置にあり、喜ばれるはず」と謝辞。坂本さんは「みなさんに喜ん でもらえれば、それでいい。駅には感謝しているし、何かで恩返しをしたかった」と、話していた。 _________________________________________________________ ◎スポーツの秋・札内大地で多彩な催し  【登別】未明の雨が一転、青空が広がった12日、登別市内ではクロスカントリーレース、市民 スポーツフェスティバル、身障者スポーツ大会など各種スポーツが真っ盛り。この日は残暑厳しい 1日となったが、参加者は吹き抜ける秋風を受け、元気いっぱい心地良い汗を流していた。  登別市札内町の札内大地では第13回のぼりべつ北海道クロスカントリーレースと市民スポーツ フェスティバル、さらに野外バーベキュー、野菜の即売などの大地の祭典がそれぞれ繰り広げられ 、自然の中で心ゆくまで楽しんだ。  いずれの催しも札内大地にあるソーシャルグリーンがメーン会場。クロスカントリーレースには 今年は6歳から80代まで、地元はもとより札幌、函館、遠くは道外から総勢254人が参加した。  この日は未明の雨で草地が所々ぬれていたが、時折吹く強い風は暑いこの日にはもってこいの 涼風。選手らは新鮮な大地の空気を思いっきり吸い込み、札内大地を駆け抜けていた。  同時開催の市民スポーツフェスティバルでは駅伝競走大会、パークゴルフ、ユニホック、輪投げな どのスポーツ体験コーナー、ミニ綱引きなど。 現地生産の牛肉の焼き肉や野菜の販売を行う大地 の祭典では牛乳の試飲、乾草投げ大会、もちまきなどもあり、大にぎわい。会場では不動産に関す る無料相談なども行われた。 __________________________________________________________ ◎登別河口近くでペッ・カムイノミ祭  【登別】北海道ウタリ協会登別支部(上武やす子支部長)主催の第13回ペッ・カムイノミ(川 神祭り)が12日、登別市登別港町2の北海道コンクリート工業登別工場横の登別川河口付近で開 かれ、アイヌ民族の伝統儀式で、神へ感謝の祈りをささげた。  ペッ・カムイノミは猟期の始まる前に村人が川ジリに集まって行う祭儀。一般に漁場で行われる 網おろしと同じ意味のものといい、これが済まないうちはどんなにサケが上っても捕ることができ ない、とされる。  祭儀は木幣(イナウ)を飾った祭壇(ヌサ)を設けて神々に豊漁を祈るもので、途絶えかけてい たアイヌ民族の精神と文化を次代につなげていこうと、「ラオマップ・カムイノミ」と称して10 回まで続け、11回目からは名称を変更。現在に至っている。  午前11時からの儀式には登別のほか札幌、千歳、白老などから関係者、一般市民約120人が 参加。北海道ウタリ協会副理事長で室蘭支部長も務める飯田昭市さんを祭司に儀式が執り行われた。 __________________________________________________________ ◎伊達JC道地区協・国際化推進部門優秀賞に輝く  【伊達】伊達青年会議所(名取一仁理事長)はタイでのボランティア活動などが高い評価を受け、 日本青年会議所北海道地区協議会から国際化推進部門・優秀賞を受賞した。  過去4年間、同協議会が推進するGTS(グローバル・トレーニング・スクール)の一環として、 同JCはタイの小学校での労力奉仕、楽器のリコーダーや笛を贈る国際協力活動を実践。  メンバーほか高校生や主婦、教諭らも参加した。このほど小樽で開かれた同協議会の北海道地区 会員大会の席上、表彰状とトロフィーを受けた。 名取理事長は「四代の歴代理事長の功績が大き い。メンバーとボランティアに参加した市民の人たちと共に喜びを分かち合いたい」と話していた。 __________________________________________________________ ◎白老町花とみどりの会・花壇コンクール表彰式  【白老】白老町花とみどりの会(河野広臣会長)が主催する第9回花壇コンクールの表彰式が 13日、町コミュニティーセンターで行われ、入賞者に表彰状と記念品が贈られた。  今年のコンクールには、40団体・個人から74花壇の公募があった。先月26日に審査が行 われ、6部門の入賞花壇が選出されている。  表彰式では、河野会長が「今年は気温が高く、花壇造りも苦労されたと思うが、素晴らしい作品 がそろった」などとあいさつ。見野全町長、高田寅雄町議会議長が祝辞を述べ、河野会長から1人 ひとりに表彰状が手渡された。  式後は今後の花壇造りの参考にするため、町内の入賞花壇の見学が行われた。 __________________________________________________________ ◎往時しのび山線まつり  【苫小牧】明治から昭和にかけて苫小牧―支笏間を走り、苫小牧の産業史、交通史を刻んだ王子 軽便鉄道(通称山線)の活躍ぶりを振り返る「山線まつり」(苫小牧駅前通商店街振興組合主催)が 10、11の両日、同市王子町のアカシア公園で開かれ、市民らは山線の往年のころを懐かしんだ。  山線は明治41年、千歳川流域の発電所建設のため敷設され、支笏湖周辺の原木切り出し、運搬 に活躍。大正後期に観光客や釣り人も運んで広く親しまれ、昭和21年に役目を終えた。平成8年 に「紙の博物館」(東京)に展示されていた機関車と貴賓車が半世紀ぶりに里帰り、同公園に当時 の雄姿を復活。昨年、炭水車も復元、展示された。  まつりは今年で3年目。10日夕方から始まり、地元幼稚園児が商店街通りをちょうちん行列し て、まつりを触れ回りながら会場入り。市博物館の武田正哉学芸員による「山線」の活躍ぶりの話 を聞いたり、機関車などに乗車し、当時の雰囲気をたっぷり味わった。 ___________________________________________________________ (9月14日付夕刊より) ◎室清水野球部が「アロマアイシング」を導入  室蘭清水丘高校野球部(田畑暢之監督)が、ピッチャーの疲れた肩を回復させる一風変わった 冷却療法、通称「アロマアイシング」を導入し、夏以降23試合に上る練習試合を故障者もなく 乗り切った。四人の投手陣も「これで思い切って本番に臨めます」と、15日から開幕する秋の 大会に満を持している。  アロマアイシングは、お湯などに溶かして手足を浸しリラックス効果を得る浴用化粧品粉末を、 紙コップに半分ほど入れた水に溶かして冷凍庫で凍らせ、練習や試合後に熱をもった肩に塗り込 む―という冷却療法。  スキーの全日本モーグルチームもこのアイシング法を使用しており、同チームトレーナーの久 村浩さんが考案した。久村さんは砂川北高OBで、社会人野球のJR北海道野球部や道都大ラグ ビー部でも選手のケアを行っている。  以前、砂川南高に勤めていた田畑監督と久村さんは3年ほど前から付き合いがあり、トレーニ ングやウオーミングアップ方法の指導を受けている。今年8月に室清水野球部の砂川合宿で故障者 をみてもらった際、アロマアイシングを教わった。  田畑監督は「今夏、23試合こなしたが故障者はゼロ。これは珍しいこと。いままで使用して いたアイスパットより数段いいようだ」と・魔法の氷・効果に太鼓判を押す。 ________________________________________________________________________________________________ ◎JR室蘭駅周辺で交通規制・道路標識設置         室蘭署は室蘭市の中央土地区画整理事業(レインボー計画)によるJR室蘭駅周辺の道路新設に 伴い、新たな交通規制を実施している。新設された道路は市道入江町7号通線と、市道入江町6号 線。近くには12日から営業を開始したパチンコ店があり、交通量の増大も予想されることから 標識を設けた。  標識が設置されたのは1道道室蘭港線(室蘭新道から中央町方向に走行する車の右折禁止)2市 道山手通線(山側から同道道に出る際の直進禁止)3市道入江町七号通線(パチンコ店側から同道 道に出る際の直進、右折の禁止と一時停止)4市道入江町6号通線(パチンコ店側からコンビニエ ンスストア前の同道道に出る際の一時停止)の4カ所。